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シンリンオオカミ
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Grey Wolf (Canis lupus)
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哺乳綱食肉目イヌ科。体長1〜1.5m、肩高60〜65cm、尾長36〜50cm、体重25〜45s。最大の野生イヌ。家畜のイヌの先祖のひとつとされる。北半球の広大な地域に棲息するが、人間との軋轢により個体数は激減しており、多くの地域で絶滅している(日本でも明治時代、このオオカミの地方的亜種であるエゾオオカミが絶滅している)。森林、山岳、砂漠など様々な地域に住み、主にひとつがいの雌雄とその子供からなる家族群で行動し、子育ての時も雌雄共同で行う。冬にはこの家族群が幾つかまとまって大集団になる事もある。毛の色の個体差が激しく、黒、白、灰色、茶色、或いはその混交など実に様々。自分より大型の植物食動物、特にシカ類、イノシシ、野生のウシ類を獲物とする。トラなどの大型ネコ類のいない地域では最強の野生生物とも言えるが、その恐ろしさは酷く誇張されたモノで、少なくとも日常的にヒトを襲う事は殆どない。
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