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タージレポート5
はじめに。
これはあるカレー屋にまつわる体験記です。従ってほぼノンフィクション。
何て言うか我々の恒例行事です。。

まさか前回のタージレポの直後に書き始めるとはね。ようは俺の怠惰だ。
そんで流れに流れて俺も高校二年生ですかい。またクソ遅くなった。じゃ、逝ってみましょうタージレポ5。
ってもう5番目のレポか、、


index プロローグ アクト1/2/3/4 エピローグ
プロローグ。
変人揃いのうちの塾の先生達がわざわざ隣県まで食べに行くカレー屋。
「タージマハール」
黒・赤・緑の三色激痛カリーを擁する無敵のカレー屋。
絶対他店の追随を許さないと、ココイチの10辛を笑いながら食べて思った。
てめーがぶっ壊れてるだけだというツッコミに激しく同意して第六回タージ遠征逝ってみようか。


アクト1。〜量より質さ〜

2002年3月10日。高校一年生最後のテストが終了し、高校一年生最後のタージの日。
はぁ、もう一年か。早いなぁ。
俺も一年前は普通の正常な人間だったのかなぁ。
いや、それはないな。ということで第六次タージ遠征スタート!!
はい、もう展開も定着してしまってますね。もちろん最初はキチガイ紹介。
カッコ内は参加したタージ遠征のナンバーです。
もはや止まることを知らない我らが覇王ジョニー隊長(1,2,3,4,5)
緑と闘い人外決定駄目な俺様、三井良(2,3,4,5)
坊主頭に悟りの境地、バラモンもびっくりイッコーさん(3,4,5)
タージはこの人も魅了した。そしてその歌声は我々を魅了するKateさん(4)

今回は若干4名。しかしお気づきの通り全員リピーター。。
少数精鋭エリート特殊部隊だ!!

と、いきなり被服室から始まるタージレポ。。
時刻は11半頃。そこには家庭の課題、「ざぶとん」にボタンを取り付ける俺の姿。。。
鞄にはその日買った理系用教科書及び副教材2万円相当がいっぱいに。
そろそろトドメをさそうとしたその時。
俺の携帯電話が震える(マナーモード)。
電話from隊長。。
「もしもし、あーいまどこ?あ?はい?被服室??(ここでKate氏らしき笑い声:ハッハッハッハ!)えなんや、おわったん?つけおわった??あー、じゃああの、おう、もうちょい、あーのー、ちょまって、今バス何分?(>Kate氏)俺ら今バス停におれんて。おう、(Kate氏:「12時2分や」)12、12時2分。(ここでKate氏らしき笑い声:ハッハッ)えっちょまって12時2分てだめなんちゃう。歩かんなん。12時2分やったらだめやから、12時20分に、電車ある、っていっとったね。うん、12時2分じゃダメだよ!いかなきゃ、はいあの、ということで、我々平和町の方行きますんで、こう急いで!走って!お願いしますよ!」
そんなわけで座布団提出してクソ重い鞄背負ってバス停目指して走り出す俺。
え?なんで携帯の会話を詳細に書けるかって?
携帯取ったはずみで「録音」ボタン気づかずに押しちゃってたんだYO! (T∀T)ウマー

そんなわけで後もう少しでバス停。おおみんなが見える。
その時俺の右手に何かが触れる。もしや・・・
道を歩いていた見知らぬおばちゃんに呼び止められ、案の定「おにいちゃん、鞄あいとるよ〜
案の定としてました。。新品のさっき買ったばっかりの教科書。。。
さらに閉めようと鞄をおろすとさらに落ちる落ちる。。
隊長とイッコーさんとKate氏とおばちゃんと2水高校の受験厨房の痛い視線が見守る中必死に鞄閉める俺
ほら↓ばっちりKate氏が撮ってる。
逝ってよし
早く閉めろよ!そこのしゃがんでる↑馬鹿!!
しかしイッコーさんレポによると
>俺の横にいた、こう、太り気味でメガネ掛けた、
真面目そうでいて実は真面目じゃなかったりするような顔した中学生が、
酷い顔して笑うの堪えてました。

おいおいそこの厨房よ。受験生の分際で目の前で教科書とされてヘラヘラ藁ってていいのかい?ヽ( ´ー`)ノ
てめー↓はさっさと鞄閉めやがれ!!
逝ってよし
↑もう笑うしかないよな。こんな痛い時は。ひたすら苦笑い。

さて、この逝ってよし馬鹿のせいでお話が中断してましたが
やっと閉め終わったみたいなので再開しましょう。

バスに乗ると、早速隊長が四人席確保してくれたので、そこに陣取るキチガイ四人。

早速トークで盛り上がる野郎四人。問題は(Y)トークとか、猫トークトークだったこと。。あ、もう内輪にしか分かりませんね。

しっかし猫トークったら生徒の前で「君、これがM×だよ。」とか言うなYO!コッカコームイソだろが!!!

あとは村民トークとか。キャワティ村の運命やいかに!?


そんなこんなで駅に着いたのが12:20。電車が12:20頃としか知らない一行ちょっと焦る。
今度は全員遅刻か??

そんな一行の気が一気に抜ける。何故ならミツルさんに遭遇。
戸出までかっさらってこうかとも一瞬思ったけど、「逝ってきます」と別れを告げて
改札口に来てみれば電車は12:25。余裕やな。つーか前々回乗ったやん!!!
指が勝手に\820のキップを買い鈍行列車へ。


アクト2。〜根本問題〜


今日は石川県公立高校受験の日。
電車が通る行く手には マンモス学校津幡中。


∴厨房でいっぱいこの列車(核爆)


クソ重い理系用教科書(約\20,000)を担ぐ身には辛すぎる。
ちなみに俺が制服のままタージはたしか初めてのはず。
翌日にスパイススメル残らなきゃいいけど。

津幡を過ぎれば座れます。
おもむろに今日買った教科書群(約\20,000)から現国の教科書を取り出し読み始める俺。
ベニスの商人ってこんなのだったのね。へー。
↑なんかヤかもしれない。。

俺が古文の教科書に手をつけていた頃に高岡到着。。

何の苦もなく城端線へ。

そのみそ汁臭(隊長曰く)が漂いかなり暑い車内でKate氏がふと言う。

「なんでカレーのために隣県まで・・」

(--;;)

キチガイだから、じゃダメだよな。
でも一番正常なはずのKate氏だけが口にした疑問・・。う。

タージ遠征の根本に関わる問題を抱えたまま戸出へ到着。
しかしながら一直線にタージへ突撃する一行。。

途中ででたバッドケース集
1.扉を開けたらウチの教官
2.扉を開けたら某脳壊の教師<入試は今日で終わりました
3.扉を開けたら某毛皮・・(以下自粛)<近い

わざわざ駐車場に石川ナンバーが停まってないか確認してからタージへ入る一行でした・・。


アクト3。〜団扇を越えて〜

店内に入ったとたん漂うスパイススメルとインド音楽にかき立てられる我々。
まず女将さんがたった4人の我々をわざわざいつもの一番奥の6人席へと導く。
窓際に密かにこの前の予約席の札がありましたが。。

上着を脱ぎ捨て臨戦態勢に入る我々。
するとナイスガイ・マスターが現れ、衝撃のコメント。
「この前サイト見て来た地元の人達がいたんですよ。」

!!!(゚◇゚)

ここかイッコーさんのとこっすか!?
フリーノートチェック!!!!

>抜粋 タージ日記を見て来ました。(どーやって見つけたんですか。。(藁
(中略)(カリー食べて)石川の人ってすごいですね。(こんなの食べるなんて。。)(後略)
日付3/5(すげーニアミス)
なんか凄いなぁ・・。でも隣県。。
あ、石川人の名誉のタメに
石川人は全部が全部こんなキチガイじゃないっすよ(爆
一部の学校及び塾に固まってるんです!!

ま、その塾に伝道師がいて広めてるんですがね。
ま、我々が二次感染させてるんですがね(爆

お返事を書いてオーダー。

隊長:スペ定グリーン
イッコーさん:スペ定レッド
Kateさん:タンドーリレッド
俺:スペ定を指さしスペ定レッド、と
もちろんラッシーはタダなわけで。

そして到着するカリー。
俺の前に到着するタンドーリチキン+レッドカシミールカリー。

俺の注文:スペ定レッド(--;;)

いつもスペ定頼まないバチだな、、

あ、、イッコーさんはラッシー後でて。。

レッドラッシーなしに挑戦するイッコーさん。。また一歩人の道を踏み外してこっちへ・・

さて、もちろん最初はチキンへ。。

やっぱりうめーよー(// ̄∀ ̄//)
電車の中での疑問→氷解。。


んで、チキンに名残を惜しみつつカリーへ突撃。。

あー隊長、なんすかそのどす黒いの緑色の殺意は。。
んなもんをライスにかけ、挙げ句の果てにかき混ぜる人。あぁ、前回のフラッシュバックが・・

そんで俺も赤をご飯にかけ戦闘開始。

お約束の「熱っ、・・・・、痛っっっ!!!!」

やっぱ効く〜〜〜〜

でも、グリーンに比べれば・・・・ヽ(´ー`)ノ
ありゃ瞬間だぜ。。

な〜んて言ってもさすがはレッド痛みは抜群。。
目の前でラッシーナシを続行するイッコーさんを見てしばらくラッシー我慢して戦ってたけどついにギブ。

ふぅ〜〜。

戦闘再開。うがぁ〜〜

で、隣で戦ってたKate氏が早くも勝利!!!
い、いってば。。やるなぁ、、

前を見ると隊長の髪がいつのまにかびっしょりと。
いつの間に水かぶったんすか??
もちろんグリーンと戦ったからでしょうが。さすがグリーン、、

その隣でラッシーを目の前において目の前にニンジンぶら下げて爆走する馬のごとく赤と戦うイッコーさんの丸刈り頭もびっしょりと。(形容詞長っ!)

で、その二人もフィニッシュ。

俺だけ残ってるよ・・・;

そんな俺を後目にみなさんサイドメニュータイム
このサイドメニューと談笑がまたイイんですよ。メンバーの濃度がいだけに話もはずむ。
まず隊長アイスチャイを。
イッコーさん「スパイシーポテトフライ」Kateさん「チキンスティック」
この二つってフライドチキンと鶏の手羽先揚げに特製スパイスまぶしただけといえばそうなんですが、このスパイスがあるだけでおいしさのレベルが全然違うんですね。しっかりもらっちゃってましたけど俺。。

んで次は第二波。俺もフィニッシュであります。赤をラッシー一杯で(前回二杯)進歩したな。
隊長「プーリー」ナン揚げたやつです。Kate氏「ドリアン」。俺「カラアゲハーフ」。イッコーさん「フルーツ盛り合わせ」

カラアゲ相変わらず美味いっす。。
で、今回ドリアンの匂いをかいでみました。たっぷりと。

・・・・

揮発系のスメルだな・・(腐臭にあらず)


アクト4。〜キチガイ共の帰還〜サイドメニューも食べ尽くし、お会計でございます。
んで、タージスタンプ帳2枚目ゲット。。

店を出る直前、マスターが入り口近くに貼ってあった正道会館のポスターを指さして
「この人もたまに来るんですよ。」

カリーパワーですか??
俺もそんなんなれるんすか??

店を出ると、イッコーさんが傘欲しいとか言うので某百円ショップへ。
店内でやたら目にする「ザ・××」

「ザ・お菓子」とかならまだ許せるんですが「ザ・鉄」「ザ・塗」になるともう訳わかんない。
手当たり次第に「ザ」なんてつけるとイギリス人に笑われるぞきっと。
んで、「ザ・傘」を購入して駅へ。

キップを買うと前々回みたいに、いや、全く同じように駅員のおじちゃんに高岡駅50分待ちを告げられる。
気づけば前々回と同じ時間で動いていたらしい。

城端線の電車の中でみんな吊り輪につかまりその腕の上に頭乗せるというスタイルで寝てました。
横から見たら異様な光景だよ・・


というわけで高岡駅。みんなで駅の本屋へ直行。

ありました。

「カイジ語録」

そして

「カイジ箴言」

・・・どーにかしてくれヨ!とか思いながら、あれからしっかり売れ残ってるな・・とか思いながら

ばっちり立ち読みする俺がそこにいた(核爆

結局何にも買わず退場。火の鳥買って読んでるイッコーさんの横から読んでました。。
・・おもしれえ、、

結局帰りの電車の中で借りて読んじゃいました。

駅に着くと、このままカラオケ行くかという声も出てたんですがみなさんお疲れで解散となりました。
これにて終了でございます。大変お待たせしちゃいましたね。


エピローグ。

えー、帰ってからタージレポ4書いてました。
そのあとこれに取りかかったんですが、塾やらなんやらで忙しかったり
38.8℃の熱出してぶっ倒れたり、大和行ったりと全然書けませんでしたね。
そうこうしてるあいだにイッコさんとKate氏がレポ書き上げちゃってるし。
気づけば春休みも終わります。

出発前にのど痛かったKate氏、カリーでさっぱり治っちゃったらしいです。
逆療法イェー、、


で、一部の方はお気づきでしょうか。

我らが隊長、今回でグリーン3回であります。

彼は本店あたりから別世界へと旅立つことでしょう・・・・

(完)