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106回国試受験のまとめ。

成績(TECOM版)

  総合 一般問題 臨床問題 必修問題
配点 800.0  200.0  600.0  200.0 
得点 670.0  154.0  516.0  193.0 
得点率 83.8  77.0  86.0  96.5 
全国平均得点率 81.8  79.2  82.6  90.2 
全国順位 2,334.0  3,902.0  1,669.0  290.0 
偏差値 53.4  46.5  55.7  63.7 

雑感

常識や過去問で対応できる簡単な問題と、何かもやもやして答えが絞れなかったり診断はついても治療が選べなかったり、
そもそも何が聞きたいのか分からない、という類いの問題に二極化してたかと。後者のおかげで受験中は受かる気がしなかった。
採点してみると意外と正解を選べてたことが多く、得点が伸びましたね。
自分の傾向として、一般が弱くて臨床が強いようです。模試の時からそうでした。必修の内訳も間違えたのは全部一般問題です。
平均点を見ると全体の傾向も一般問題のほうが難しかったんじゃないかな。

あと、試験場でいよいよ困った時にやったこと
「とりあえず生食orリンゲル輸液」"まず"やることの選択肢として無難。勿論左心不全が無いとき、脱水・出血を疑う場合(血圧↓心拍数↑他)ですよ。
逆に輸血系は産婦人科オペの最中(あらかじめ準備できる)意外は1stで選びにくい。
「長文問題で流れを読む」三連問なんかで診断に迷う時に三つとも選択肢の揃う疾患を優先。…それが二つあったら罠でしょうけど。
「昔言ってたことは違うよ、今はこうするんだよ を嗅ぎつける」いかにも国試委員が言いたそうなことを汲むのです。
鼻血の止血はティッシュ詰め込むんじゃないよ、とか痙攣おこしたから舌かまないように舌圧子つっこんだらだめよ、とか。

必修の臨床で聞かれやすい話ですけど、そこに漂う空気を読んでください。

やったこと

★の数は重要度(独断と偏見Based)
0:気にしなくていいよ
1:やっても損は無いんじゃないかな
2:基本的にやっておこうか
3:是非やっておくといいよ

QB2011 vol.1-5 ★★+
 1周目問題+2周目
 中毒・救急etc.(vol.4のK-M)・放射線科(vol.5のX)はやってない。
QB2012 vol.6(公衆衛生) ★★★
 2周
QB Extra 2012 Part1-3 ★★★
 2周

データ・マニュアル 各論 ★ 1周+α 公衆衛生(Subnoteのおまけ) ★+ 1周+α

回数別過去問
 103回国試 ★★ 1周
 104回国試 ★★★ 3周
 105回国試 ★★★ 3周

ネット講座
 TECOM SELECT メジャー・産婦人科・小児科・マイナー ★★★
 TECOM 公衆衛生 ★★★
 TECOM TARGET ★★
 TECOM 直前講座 ★+

模試
 MEC 春プレ
 TECOM 第1回-第4回 ★★★ 本番+1周

書き出してみると結構やってるなぁ。QBは2週止まりですが、回数別近年3回分とTECOMのテキストもこなしてるので。
ネット講座(SELECT)は早めに消化しておくと吉。特に苦手な分野、トンでる分野を理解するために活用しましょう。
MECと掛け持ちしてる強者も結構いましたが、まぁどちらか見ておけば良いのではないかなぁ。
お金に余裕があれば、ネット講座はやって損は無いと思う。

なお、知ってる限りミニマムの合格例は
QBExtra3冊+QB公衆衛生+模試。
年末にこれに加えてQBの腎だったか薄いの1、2冊しか終わってないと宣ってた某高校時代の友人です。

つかったもの

辞書/書き込み用 だいたい鞄に入れてた
  year note 2011
  レビューブック マイナー・産婦人科・必修禁忌
  100%国試マニュアル 小児科
  subnote 2012
 
  問題集やって知らなかったこと、間違えたとこをチェック。あと三苫さんが言ってたことなんかも追記。

 困ったときの
  病気がみえる各種 特に産科・婦人科・神経・消化器
  病態生理できった内科 神経
  エビデンスに基づく小児科 総合/専門診療編
  SELECTで書いたノート

  やっぱり病態生理が分かってないと、出てきても太刀打ちできませんからねぇ

 更に困ったときの と対卒試用 
  新臨床内科学
  現代の眼科学
  あたらしい皮膚科学
  ギャノング生理学
  解剖学講義
 
  成書は卒試の解説作る時に一番使った気が。
  あとは病みえの欄外にしか書いてないような疾患、year noteに単語が出てくるだけの疾患に。
  解剖学は出てくる割に覚えてないし、生理学はホルモン中心に見たくなる時がありました。

スケジュールのおさらい

5年生
 QB一週目をちょこちょこ 産婦、消化管、呼吸器、循環器、マイナーくらい。
 回数別102-104の内科分野の指定問題を学内模試向けに。当時はさっぱりだった。
 TECOMのEssenceの病態生理テキストだけ。
 5年生の間は何か身に付けばもうけ物、くらいかな。

6年生
 4~6月前半
  スーポリで時間がとれる科が多かったのでSELECTを進める。飽きたらQBのメジャー。
  QBとネット講座はどっちもやってない分野ならまずネット講座をやるべき。
  SELECTは一日一苫、頑張って二苫。三苫やると死ねる。
  なおAdvanced OSCEは放置していた模様。来年くらいから卒業要件に入るらしいので、良い子はMSとMRを勘違いしないようにしましょう。
  四月・五月・六月の弓道の試合全て出場、揚げ句5・6年生だけで中四のレセプションにでる。ACLSのWSも出張含めてやったなぁ…
 
 6月~7月 
  6月半ばから統括講義+卒試が始まるので、卒試分野に合わせて国試勉強をやる。
  2週間弱国試勉強に充てて、1週間強卒試の過去問に充てる。
  2011年の卒試は前期2ブロックが内科分野。この配置は正しいと思う。
  マッチングも早いところは始まるので、登録や出願やらも忘れずに。
  7月終わりに一つ受けて、筆記試験が国試形式だった。メジャーは一通りは勉強進めてたので、
  後で外病院が第一希望通る程度には点を取れたらしい。
  
 8月
  西医体。
  産婦人科に手を付け始めたのがこの頃。模試の1回目もやったかな。

 9月~11月
  小児→マイナーの順にSELECTを消化。卒試もヒイヒイ言いながら消化。
  11月ごろからsubnote、QB公衆衛生が揃い、SLECTをやったあとQB1周。卒試後に公衆衛生の試験があったので間に合わせる形で。
  QB必修も秋に発売なのでとりあえず1周する。1冊2日で余裕を持ってこなせるので1週間あれば十二分に終わるはず。
  医療面接関係の部分などは一回やっておくと大分違うと思う。
  卒試に105回の一部指定問題が出題だったのでそこだけやった。
  
  卒試が終わると1日自由に使えるようになるので、まず午前起きることから頑張る。
  2日に1回から3日に1回は寝過ごしてた。
  分野的には一通り終わった形になるので、QBのメジャーから二週目を開始。

  10月の弓道の試合と9月・11月の審査を受け11月のACLSのWSやりました。

 12月
  12月頭にまた試合出場。
  模試3回目を本番の時間通りに解く。
  引き続きQB二週目と、TARGETが始まったので配信に合わせて消化。
  年末の帰省時に105回→104回を解く。解答用紙作って、3ブロックごとに答え合わせ。
  手持ちのQBには無い回で、一般臨床7割強、必修8-9割くらいだったか。
  
 1月
  最初に103回を解く。QBに問題があるためか、一般臨床8割を越えたので結局1周しかしなかった。
  TARGETが全部終わる。
  QB必修をもう1周して、QB公衆衛生も2周目。
  そろそろネタが尽きてきたので、データ・マニュアル各論(ほかは売り切れ)を買ってきて1周。
  公衆衛生のデータ・マニュアルも合わせて1周。
  一月下旬あたりから模試4回を1周してひっかかったところをノート→104回・105回も同様(2周目)。
  この頃リアル三苫現る。
 
  1月末の試合は自重して出なかった。

 2月
  104、105の3周目。
  year noteやsubnoteの付箋貼ったところ読んでみたり、TARGETを頭から読んで見たり。
  国試の最中は直前講座受けて、MECの孝志郎や三苫の送ってくる予想に目を通して抜けてるところを確認、くらい。
  10時就寝6時起床。
  とりあえず問題回収が面倒なので試験中は途中退出しなかった。
  気になった問題はワイワイ言って答え合わせてたけど、点数までは付けなかった。

  国試終わった次の土曜の試合に出た。