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 8月2日(土)

ほとんど今日にかぶってのビデオ鑑賞(午前2時40分くらいまで観ていた。汗)だったので、一日中眠かった。なので今日はビデオ鑑賞はなし。



 8月1日(金)

ずっと続いています、ビデオ熱。(汗&笑) 今日も3本のビデオ鑑賞。『インソムニア』『レッド・ドラゴン』『写楽』 それでは感想・・。

1.『インソムニア』・・・訳すと「不眠症」 うーん、まあまあ。主人公のアル・パチーノ、すっごい年取っていた。(汗) ジュージューに濃いはずが・・・何故かしなびかけていた。(汗汗) ちょっと寂しい。ロビン・ウイリアムス、悪に徹している役ではないのでなんとなく中途半端。悪役にするなら、もっとすっごく悪いヤツをやった方がいい。(最近出た『ストーカー』、果たして彼は悪に徹する事ができたのか・・観るのが楽しみ♪)

2.『レッド・ドラゴン』・・・レクター博士シリーズ第三作目。(しかし、実際は第一作目のリメイク) おもしろかった。アンソニー・ホプキンス演じるレクター博士は『羊たちの沈黙』『ハンニバル』ほど自由に動き回らない。ほとんど檻の中。(汗&笑) 作品中気になったのがクロフォード役のハーヴェイ・カイテル。見た瞬間「あ、『ピアノ・レッスン』に出ていた人だ!」 この人も年取った・・・。あと非常に重要な女性役で出ているエミリー・ワトソン。この人の出ている『奇跡の海』と『ほんとうのジャックリーヌ・デュプレ』は観た。(『奇跡の海』はわけわかんなかった・・。汗)演技派だよね。獣奇殺人犯役のレイフ・ファインス。見たことあるなぁと思ったら『シンドラーのリスト』『イングリッシュ・ペイジェント』に出ていたらしい。この作品てけっこう豪華キャストだったんだ。へー。 第四作目を作るかどうかわからないけど、作るんだったらまたジョディ・フォスターを出して欲しい。彼女とレクター博士のやりとりをもう一度見てみたい。

3.『写楽』・・・篠田正浩監督作品。はっきりいってつまらない。寛政時代の江戸・吉原の様子が知りたくて観てみたが・・・。フランキー堺の蔦屋重三郎は合っていた。佐野史郎の歌麿・・・・合わない。(汗) 真田広之、若い。私があまり好きでなかった頃だね。(汗&笑)顔にまだ経験が何も出ていない状態。先日の『清兵衛』の殺陣、よかった。綺麗。今、殺陣のきちんとできる男優さんはほとんどいない。三船敏郎が懐かしい。彼の殺陣は最高だった。葉月里緒菜・・・・(汗)。花魁姿、まったくだめ。色気なし。 この映画でよかったのはかろうじて武満徹の音楽だけ。この映画出演が原因で真田広之は離婚まで行ってしまったらしいのだが・・・。観ればその訳が判るかな・・と思ったけれど・・・まったくわからず。(汗) 吉原描くならセットを豪華にしないとだめです。せめて『吉原炎上』くらいはお金かけてほしかった。(『吉原炎上』の妓楼は大正期の大見世・角海老楼をモデルにつくったもの。当時の写真が残っている。)

ビデオ鑑賞、もういいかげんやめようかな・・。あ、そうだ。まだ『ギフト』が残ってた。(汗)



 7月31日(木)

今日はものすっごく蒸し暑かった。昼間ちょっと出かけたが、もうたまらなかった。最高温度が31度だったらしいね。それでもまだ梅雨明けしていないんだって。この先どうなるんだろ?身体が暑さに慣れていないから、ドーッと夏バテしそうな予感・・・。(汗)



 7月30日(水)

今日はほとんど一日中、ビデオ(DVD)三昧の一日だった。ずっと借りっぱなしになっていた『たそがれ清兵衛』を返しに行かなくてはならないので午前中に1本。午後返しに行きながらまたまた借りてしまった。(なんだか今日はサービスディだとか。1本190円!につられ、また・・汗。)『海は見ていた』、『呪怨』、『インソムニア』の3本。『海は見ていた』、『呪怨』は夜続けて鑑賞。感想は・・・というと・・。

1.『たそがれ清兵衛』・・・これはよかった。時代は『壬生義士伝』と同じ幕末。『清兵衛』を観て感じたのは「ああ、『壬生義士伝』のロードショー時期がちょっとまずかったかなぁ。」という事。『清兵衛』の公開が前でしたね。(ほぼかぶってたかも。忘れた・・汗。)両者は偶然にも時代背景、主人公の境遇が一緒。(東北という事でもね。) しかしながら主人公のキャラクターが対照的。「動」と「静」というか・・・。作品に対するどーのこーのはやめておくとして(汗&笑)、ただ最後がねぇ。一応『清兵衛』はハッピーエンドだから。やっぱりハッピーエンドがねー、いいかな・・と。(汗&笑) 私、昔は真田広之さんて好きじゃなかったんだけど、30過ぎたあたりから、よくなってきましたねぇ。離婚したあたりから。(汗&笑) 哀愁が漂っているんですよ。やはり男の顔は「履歴書」です。

2.『海は見ていた』・・・本当だったら黒澤明が撮っていた作品。深川の岡場所が舞台。ほとんど場面が変わらない。岡場所の中だけ。この作品で黒澤は何を描きたかったのか。観ていない娘に「黒澤が撮っていたなら映像的にすっごく綺麗だったはず。その点はどうだった?」と聞かれたが・・・。(汗) 色彩は遊女の長襦袢の色以外、ほとんど色味のない世界。その辺を作り手は意識して撮ったのか?うーん、わからん。(汗) 深川が水害に苦しんできた土地柄という事は理解できた。生きていくって辛いね。石橋蓮司さんのご隠居、よかった。

3.『呪怨』・・・ちょうどテレビ朝日の『スイスペ』で心霊スペシャルをやり、それを観た後鑑賞。(汗&笑) 「ハリウッドを震撼させた」のキャッチコピーに「何故?」(汗) 確かに場面場面は怖い。でもね、この怖さってはっきり言って「お化け屋敷」の怖さに近い。瞬時瞬時だから、その場限り。後から考えて「ゾゾーーッ!」っていうのじゃない。こういう系は私はそんなに怖くないの。(汗&笑) 考えてみれば『リング』って発想が斬新だった。『リング』以降、日本のホラー映画って、貞子の呪縛から逃れられないでいる感じがする。(と言ってたくさん観ているわけではないけど。汗&笑) ストーリー性がない恐怖映画は・・・つまんないですわ。さて・・次は『インソムニア』に・・・っと。



 7月29日(火)

今日帝国劇場に娘と二人、『レ・ミゼラブル』を観に行く。私はほとんどミュージカルを観た事がない。思えば20数年前に劇団四季の『キャッツ』を観たのと、ここ数年、2度ほど観に行った音楽座ミュージカル『星の王子様』くらいだ。『星の王子様』は娘がサン・テクジュペリのファンという事で観に行ったのだが、原作にかなり忠実でなかなかよかった。今回のミュージカルは、来年の『新選組!』土方歳三役を演じる山本耕史くん(マリウス役)と娘の音楽スクールの大先輩である剱持たまきさん(コゼット役)、あと娘の好きな坂本真綾さん(エポニーヌ)が出演するという事で興味津々、観に行く事にした。 鑑賞後の感想・・・私は・・やっぱりオペラの方が・・・。(汗&笑) たまきちゃんの声が高校生の頃と変わっていたのにびっくり。(当たり前なのだが) 綺麗な声になって・・。なんだか娘の成長を見ている母の心境になってしまった。(感涙) ただ、ほとんど目立っていなかった。何故かな?(汗) 次に坂本真綾さんの『オン・マイ・オウン』、声は綺麗なんだけど、ちょっと頑張りすぎ。もっと自然体の方が私は好み。(横で「ママ、厳しすぎっ!」の声。汗&笑) ジャン・バルジャンの山口祐一郎、なかなか。ジャベールの高島政宏、・・・・うーん、歌に関してはコメントを控えさせていただきます。(汗&笑) アンジョルラス役の坂元健児さん、よかった。声は私の好みではなかったけど、安定した歌唱で安心して聴いていられた。テナルディ夫妻もなかなか。笑わせてくれた。さてさて、最後になりましたが山本耕史くんはといえば・・・・、とっても爽やかな青年といったかんじ。歌は・・・・(声はけっこういいんだけど・・・汗・・・大汗・・・・滝汗・・・) 彼を一言でいうと「耕史くんて王子様なのよねぇ。」かなぁ?(汗&笑) 若い女の子に人気があるというのもうなずける。 うーん、ますます山本くん演じる歳三のイメージが浮かばなくなってしまったぁぁぁ〜。

 画像左は『レ・ミゼラブル』パンフレット、右はマリウス役・山本耕史さん。(転載禁止)




 7月28日(月)

今日は1ヶ月ぶりのピアノ・レッスン。だいぶ弾けるようになってきたが・・・まだまだ。(汗) 此処のところ、ずっとソナチネが練習できないでいて(そもそも、私のような素人に一度に4冊なんていう曲の練習ができるはずないのだ。汗) ついに今日「あの・・ソナチネは?」と先生から言われてしまった。(ぎくっ!) それに「来年の発表会は楽しみですわ。」と不気味な一言。(汗) 発表会、出たくない・・。(汗汗) なんとか回避する方法を考えねば。(うーん・・汗)




 7月27日(日)

みかんちゃんは無事帰った。(ホッ) ヘンな事は起こらなかった。(ばんざ〜い!) 娘とみかんちゃんがとしまえんに行ってしまったので、ダンナと二人、浅草(大黒家の海老天丼を食べに。汗&笑)ー江戸東京博物館(『徳川将軍家展』を観る)ー東京国立博物館(常設展、劉生の『麗子像』、光雲の『老猿』を観にいく)のコースでぶらりんこしてしまった。『徳川将軍家展』、東照宮博物館所蔵・家康所用の歯朶具足、立派だった。あと驚いたのは16代、家達の5歳の時(1868年)に書いた天障院宛ての手紙、とても5歳の子が書いたとは思えない。(汗)あの頃の武家の子どもってみんな、あんな感じだったのかな?それにしても凄すぎる。15代将軍に彼がなっていたら・・・などとふと考えてしまった。(年が小さすぎて無理でしょうけどね。汗&笑) できればレポート書きたいけれど・・・。 浅草では大黒家の名物「海老天丼」を食べた。これで浅草三大天麩羅屋(三定・中清・大黒家)を制覇。(笑) 土用の丑で鰻屋は大行列。うちは昨日食べたので今日はパス。




 7月26日(土)

今日も午前中は掃除。おかげて大変かたづいた。・・が、掃除のしすぎで疲労困憊状態に。(とほほ・・) 朝鮮人参のカプセルとアリナミンEXを一緒に飲んだら、少し回復した。やっぱり年だね。(汗&笑) すぐ疲れるもん。夜、テレビで隅田川の花火大会の模様を見る。以前住んでいた調布の花火大会でも見学者数が50万って聞いた。(汗)隅田川には何人くらいの人が来るんだろうね。帰り、果たして電車に乗れるのか。(汗) 屋形船から花火を見る・・なーんていうのが風流でいいね。一回やってみたいけど・・・。いくらぐらいかかるんだろ?(汗)




 7月25日(金)

ほぼ半日、汚さの極地に達した家の中を掃除。(大汗) 疲れまくって、夕食を作る気力まったくなし。(またまた大汗・・)これでようやく明日泊まりに来る娘の友だち・みかんちゃんの寝るスペースが確保された。(ホッ) 何故かお友だちの名前は「みかんちゃん」と言う。(汗) 芸名(?汗)らしいのだが・・。本名は知らない。(汗のかき過ぎ・・・) 




7月24日(木)

またビデオを観る。(それも、またまた娘の借りてきたのを横取りして。汗&笑) 『エレファント・マン』(「うわ〜っ!暗〜い。」の声が聞こえてきそう。汗&笑) この映画、大学時代に仲良くしていた仲間が私を置き去りにして(汗&笑・・その日は私がクラブで行けなかった。)勝手に観に行ってしまったという曰く付きの映画。(汗&笑) 「どうだった?」と訊ねると、「もうね、気持ちがドヨ〜〜ンっとする映画。観なくてよかったよ。」と言われた。(汗) 今日観てみて、確かに観始めて最初の頃は、辛くやりきれない気持ちになるが、最期ジョン・メリックが「人間」として死を迎えられた事が救いになった。若き日のアンソニー・ホプキンスが素敵。(ウフッ) ふと、ロバート・デ・ニーロ主演の『フランケンシュタイン』を思い出した。この映画も悲惨。そうそう、この映画の監督でフランケンシュタイン博士役のケネス・ブラナーって、『ハリー・ポッター 秘密の部屋』に出て来る口先だけのカッコマン先生(ロックハート教授)を演じたイギリスの名優なんだってね。ロックハート先生はおかしかった。「詳しくは出版した本に書いてありますので。」って・・・。あれ?これってどこかで・・・。(汗)




 7月23日(水)

26日に娘の友だちが泊まりに来る。(あ、Aちゃんではありません。念のため。汗&笑) とにかく部屋を陣取っている本類をどうにかしなければならない。じゃないと、彼女の寝る場所を確保できないから。(汗&笑) まあ、しかし、ほんとにどうしよう。ふぅ さてさて・・・、スーパー源氏で『新選組剣豪秘話』を見つけ、注文。ちょっとどうしても確認したい箇所が出来てしまったもんで。昭和48年、新人物の初版本に5000円出してしまった。(汗) ま、『新撰組史録』(白竜社版)も『高台寺党の人々』も確か同じくらいの値段したような・・・。(ダンナには内緒。汗&笑)おおまかな話は知っていたが、これってかなり創作系のにおいのする本ね。おもしろそう。作者が福地桜痴の弟子かなんかだった人(らしい)。もしかして、試衛館時代の近藤・土方の印象を語った桜痴の話ってこの本がタネ本? こりゃ、こころして読まねば。(汗)




 7月22日(火)

娘の友だちが2人、夏休みに泊まりにくる事になった。7月中に1人。(このコは高校の友だち)もう一人は昨年夏に泊まりに来て散々な目に合って帰った小学校からの友だち、Aちゃん。(汗&笑) 普通ああいう目に合うともう二度と行きたくない・・という気になると思うのだが・・・。若いっていうのはいいねっ。2・3日すると忘れちゃうみたいだから。(汗&笑) たぶん、昨年のような事はもうないとは思うが、何とも言い切れない。Aちゃんが泊まって果たしてどうなるか・・・。けっこう私も楽しみだったりして・・・。(汗&笑) 




 7月21日(月・祝)

何だか此処のところ、本当にビデオ三昧の日々を過ごしている。借りてきたビデオを返しながらまた新たなるものを・・・と思い、期待に胸を膨らませながら今日の午後、ビデオ屋へ行ってみると・・・。なんと、この連休中はビデオレンタルが1本100円(旧作のみ)だという事で、ほとんどめぼしいビデオは借りられた後だった。(涙) なので、その鬱憤晴らしと言ってはなんだが、近くの焼肉屋に入り、家族三人またまた大食いを・・・。(汗) 久しぶりの焼肉。やはり美味い!私はカルビとタン塩が大好き♪ いくら家でつくっても焼肉屋さんのつけタレのようなタレは作れない。カルビ、タン塩、ロースの焼肉にユッケ、それとビビンバ、サンチュ、キムチ盛り合わせ、そしてレモンサワーと、やけ食いとでも思えるような量を食べてしまった。(く、くるしい・・・) ・・・うーん、しかし、これにチヂミがあったら最高だったんだけどね。 ほとんど「ブラックホール化」していますね、私の胃袋。(ゲップ・・)




 7月20日(日)

『バッファロー 66’』に続き、娘が借りてきたビデオをお先に失礼してしまった。(汗&笑) 邦画で『式日』 ふとした事から出会った「カントク」と「彼女」。「明日は何の日か知ってる?」と「彼女」。「明日は私の誕生日なの。」 そう。来る事のない明日。明日が今日になり、また「明日は私の誕生日なの。」 これの繰り返しとなる。 最初は次回作の映画のモチーフとして「彼女」に興味を持つ「カントク」なのだが・・・・という内容だ。観ている最中、辛くて何度も涙が出た。深い闇へと飲み込まれて、行き着く先を見失っている「彼女」の心。最後、カントクによって彼女は闇からの出口を見出し、自分の誕生日が「明日」ではなく「12月7日」だという事を認識する。 「彼女」の母親役に大竹しのぶ。 すごい。どんな役でもできる貴重な人。(『黒い家』での演技は本当に怖かった。汗&笑) 日本のグレン・グロースになれる女優だと思う。 モノローグ担当が人気声優の林原めぐみと劇作家の松尾スズキ。監督がアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明。期待していたよりずっとよかった。




 7月19日(土)

昨日深夜、ダンナが泥酔状態で帰って来た。見ると背広がドロドロ。「どうしたの?」と聞くと、どこかですっ転んだらしい。(汗)顔にすり傷、右手の指を強く打ち付けたようだった。「どうしてこんなになるまで飲むの?転んで打ち所が悪いとまずいよ。」と言っても「ふん・・ふん・・・」というだけでほとんど夢の中。(汗) 結婚して18年だけど、こんなに泥酔して帰って来たのははじめて。もう年なんだから、若い人に合わせて飲むのはね〜。ダンナは今日一日、「指がいて〜〜〜。」と叫んでいた。「骨折だ〜〜。」とも。(そんな事じゃ骨折しないのっ。あ〜、もう、すぐ同情してもらおうとするんだから。フゥ)




 7月18日(金)

なんだか、ビデオ鑑賞が習慣化している。(汗) それも2本。「セッション9」と「ES」を観てしまった。「セッション9」は私の裏サイトの業務日記に少し書いたが、R-15指定されている理由がよくわからない。同じような感じの映画なら「羊たちの沈黙」もそうだし、「セブン」だってかなり怖めの映画。血がたくさん出る事は出るけど・・・・そういう事が理由でもないようなので。 確かに怖い。ただ、主人公の心に入り込んでしまったものが「悪魔」なのか、それとも主人公自身のもうひとつの「人格」なのか、イマイチはっきりしない。はっきりさせなくていいのかもしれないけど、こういう描き方って、精神病の「多重人格」が誤解される恐れがある。「多重人格」をただ単に「怖い」「恐ろしい」で片付けてしまうような感じの映画ならすっごくお粗末でくだらない。確かにこの病気自体きちんと解明されているわけではないが。だからこそ、映像や小説といった類のものをつくる場合、もっと掘り下げてつくらないとおもしろくない。考えれば考えるほど、描き不足。((再び)確かに怖かったんだけどね。汗&笑)  「ES」はドイツ映画。2週間(だっけ?汗)限定で心理学者のつくった「刑務所」に応募者が看守と囚人に別れて生活。そしてそこで繰り広げられる人間の極限心理・・というような内容。看守役の人間の変貌振りや、囚人役の人々の「狼狽」、「焦り」、恐怖の後に来る「諦め」。お金目当てで集まった「刑務所」疑似体験のはずが、最後はナチスの強制収容所のようになって行く。「人間の異常行動は初期段階でなければ止められない」と暗に警告しているようにも思えた。続けて3本も怖い系の映画を観てしまったから、こんどは可愛い系を観ようかな。(あっ・・と、23日は「レッド・ドラゴン」のレンタル開始だったっけ。まだまだ怖い系、続きそう。汗&笑)




 7月17日(木)

夜中、眠れないので娘が借りてきていたビデオ「バッファロー 66’」を観た。ロック歌手で俳優のヴィンセント・ギャロがはじめて制作、脚本、監督、主演、音楽とほとんどを手懸けた映画作品。(1999年) 共演に「アダムスファミリー」「キャスパー」など子役として一世を風靡したクリスティーナ・リッチ。「バッファロー 66’」は彼女がちょうど子役から大人の女性役に変わる転換期に出演した映画。 この映画、なかなかいい。最悪な親、その事を充分わかっていながら、「親に褒められたい。」「いい子だと思われたい。」と行動する主人公・ビリーの気持ちが痛々しい。「弱さ」の裏返しに自分より弱い(と自分が思っている)友だちや、成り行きで拉致してしまった女(クリスティーナ・リッチ)に対しては何処までも高圧的に出るビリー。真の自分自身を出せるのは「トイレ」でしかない・・。ナイフのように鋭い容貌のギャロが時々見せる悲しげなまなざし。ガリガリ(心も?)なビリーとは対照的なリッチ演じるラウラ。映画中、グラマラスな肢体をゆすりながら踊るタップの場面は、なんとも可愛らしい。 映画の進行をよくよく観れば、いろんな事が象徴的に描かれていると思うのだが、それよりも純愛映画として観た方が楽しく観られるかも。若い人には観せたい映画かな。




 7月16日(水)

文春新書の「物語 大江戸牢屋敷」を読んだ。面白かった。この本を読んで、小伝馬町の牢屋敷というのは時代劇で描かれているようなものとは全く違う、まさしく「この世の地獄」だという事がよくわかった。(汗) 八代将軍吉宗が牢役人の悪事を暴くため、江戸城の御坊主を小伝馬町へと入獄させた話や、本日の「その時歴史が動いた」で取り上げられていたシーボルト、その弟子・高野長英の脱獄の話、吉田松陰、橋本佐内にいたるまでこの牢屋敷内で繰り広げられた様々な出来事が紹介されていた。1日で読める。ただし、拷問の仕方等残酷な部分が出てくるため、こういった類が苦手な人にはお薦めできないかも。(汗&笑)




 7月15日(火)

かねてより病気療養中の叔母が、今日午後亡くなった。6月のはじめの段階で危篤と言われていたが、今日までなんとか頑張ってきた。今日15日は関東のお盆の中日。祖父母が叔母を迎えに来たのだろうか。夕方、偶然にも娘にこの叔母の話をしていた。私が小学校3年の時、この叔母が短い期間だったがうちに居候していた事があった。ある日曜日、一緒に近くのスーパーへ買い物に出かけた。薬局で自分が欲しかった赤いマニキュアを買って欲しくてわざと叔母に薦めると、なんと!「はい、ゆりちゃんにプレゼント。」と買ってくれたのだ。200円だったと思う。帰って母に言うと・・・案の定、マニキュアは取り上げられてしまった。(汗&笑) 当時、赤いマニキュアと言えば、玄人女性の代名詞のようなものだったが、小さい私にとっては綺麗で、つけた人をとても大人っぽく見せる「魔法の絵の具」みたいに思えた。結局赤チンを小指に塗って我慢したっけ。 そんな話をしていた後、母から「叔母死去」を知らせる電話があった。偶然と言えば偶然なのだが・・・これも一種の「虫の知らせ」なのかもしれない。(合掌)



 7月14日(月)

お天気がイマイチ。なんだかずっと梅雨寒って感じだ。洗濯物が乾かない。(汗) 何という事もなくぼーーっと過ごす。



 7月13日(日)

昼間、家族みんなで代官山(?鉢山町にある)のベトナム料理の店「Yサイゴン」へ行く。ランチメニュー、1500円から3800円まで4種類。1500円のAランチ、かなりお得。美味しいし。とても気に入ったのでこんどまたぜひ来てみたい。(ちょっと場所が不便なんだけどね。) 帰り、南平台の故三木武夫邸を外より見学。おっきくて立派。昔風のお屋敷で今は三木武夫記念館になっている。 帰宅して夜、借りてきたビデオを鑑賞。ジョニー・デップの「フロム ヘル」。 2年くらい前に上映されたホラー系サスペンス。うーん、まあまあかな。後でわかったんだけど、登場人物中、デップ(警部役)の助手役でいい味出してたおっきな人、「ハリー・ポッター」のハグリッット役の俳優さんなんだって。へ〜。俳優さんて出る映画で全然雰囲気変わっちゃうね。(当たり前。汗) でも、びっくりした。 同じホラー・サスペンス系ではやっぱり「羊たちの沈黙」「セブン」がおもしろい。はじめて観た時、相当怖かった。(汗&笑) ま、でもデップ主演作品で同じ感じの「ナインス・ゲート」、これはもう最後がひどすぎて、観終わった時、「2時間一生懸命観ていた私の時間を返してくれ〜。」って気持ちになっちゃったので、これよりかは「フロム ヘル」、いいかな・・と。 2週間くらい前に観た「アリス」という映画、これは酷かった・・・。最近の洋画ホラー・サスペンスもの、だめだめ。(と言えるほど観ているわけではありません。汗)




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