シーズンオフ2012 2012/12/28更新
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山は雪のあるときがいちばんです。もちろんスキーができるからです。でも雪がなくてもそれはそれで楽しいです。雪がなくなってからの山行は、大げさでない方が好きです。
お金がかからず、時間がかからず、それでいてそこそこ充実感があって、シンプルな行動を善しとします。
できれば、その日思い立ったらデイパックをつかんで家を出るようなすっきりとした山行がいい。

 スノーシューを履いても股下まで没する激しいラッセル!
スノーシューを履くと新雪に沈まず、ラクに歩けます、というのはウソです。

戸狩スキー場 スノートレッキング体験コース
恐怖のスノーシュー
2012年12月24日(月)

昨年、スノーシューのガイドをしたお客さんから声がかかりました。
前回のスノーシューが楽しかったということで、うれしいことです。

2日間の依頼だが、スノーシュー初体験のお客さんもいるので、1日目は、宿泊のロッジとスキー場周辺で「足慣らし」をしたいとのこと。

戸狩温泉スキー場には「スノートレッキング体験エリア」なるものが設定されているそうなので、下見に行ってみた。

概ねスキー場のゲレンデ脇をあるくもので、天候が悪いと楽しいものではない。トレッキングにはやっぱり、
美しい森がある、素晴らしい眺望、
感動的な歴史や伝説のある名所、
地元の人とのふれあい、
といった要素が必要で、それらを紹介してくれるインタープリタがいないと面白いものではない。

ゲレンデの横を勝手にあるかせて、「どうだ、面白いだろう!」と言われてもね・・・ただ、足慣らし、には好適な場所なので、そんなネタを探さないと・・

スノーシューを履いても股下まで没する激しいラッセル!ちょっとゲレンデから離れると怖いくらいの降りだった。
中野・飯山地域は、午後から大雪警報になり、除雪車フル稼働。
 
北アルプスの眺望は抜群

冬枯れの松林は明るく、気持ちよい
安曇野市 光城山 2012年11月25日(日)

ちょっと遠出をする予定だったが、私の母親が怪我をしてしまい、心配なので近くに出かけることにした。

長野自動車道 安曇野インター(旧豊科インター)付近を春、通りかかると山手に見事な桜の回廊が駆け上がっているのが見える。しかも夜はライトアップされている!

中信の人にきくと、光城山といって、山というよりは整備された自然公園のような場所だとのこと。「こうじょうやま」ではなく、「ひかるじょうやま」だというのも目からウロコだ。

興味があったので妻と長男をつれて出かけてみた。
長男は、「公園みたいな場所」と聞いて、まったく街をあるくのと同じ格好。けっこう笑えるが、まあそれも許される山か?

標高差350mほどで、ゆっくり上がっても1時間あまり。
けしてきつい山ではないが、眺望がすばらしい。

また、トレイルランを楽しむ人、こどもの手を引いた人、三脚を立てて写真をとる人などいろいろな人が歩いていて、多くの人に親しまれている山だというのがわかる。

妻は「さくらの時期にも来てみたいね」といっていた。
さくらの季節には夜には照明がともるそうだが、この登山道付近にはカモシカの夫婦が住んでおり、夜間に地響きをたててかけまわり、登山者を恐怖に陥れる、・・・そうだ。
「熊だ〜」と騒がないように・・・

これは休憩中ですが、出席者は150人びっしり!
信州登山案内人 座学研修 2012年11月7日(水)

今年施行された、長野県の信州登山案内人条例では、ガイドの資格継続には、研修への参加が義務付けられました。

かつてのように、「未知の山への道案内」や、「バリエーションルート登攀のサポート」という役目は薄れ、お客さんの知識欲、興味を満足させる文化的な役目が大きくなってきているようです。

今日は塩尻の総合教育センターで、山岳ジャーナリストの菊地俊朗氏と株式会社オンウィップス代表取締役 田口眞嗣氏の講演がありました。

とくに田口氏の「ガイドに必要とされるホスピタリティ」の講演では、「第一印象は5秒から15秒で決まる」といった話は、こわもての年配のおじさんが多い(失礼!)信州登山案内人には、新鮮なお話でありました。

山の関係者の中には、集団のツアーで山にやってくる、あまり主体的に登っていない人たちを「登山客」と呼んで、「登山者」と区別しているような人もいるのですが、経済的にはそういう人に支えられているというのが実態であり、そうしたお客さんがより積極的に登っていけるよう支援していかないといけませんね。
勉強になりました。

上部では紅葉の色づきもよくなってきた 撮影 kazuki yamakawa
妙義山 中間道 2012年11月3日(土)

11月の声をきくと、日本海側の山はなかなか気難しくなり、しぐれることが多くなってくる。そんなときは関東の山では冬ばれの乾燥した山と紅葉が楽しめる時期になる。10代のころ、高山に行く自信も金もなかったので、信越線にのってよく妙義を歩きに来た。帰りには横川で釜めしを買い、それを食べながら鈍行で長野へ帰った。
若かったころの冒険心を満足させてくれた私の大好きな山である。
妙義は、稜線を行くルートはすべてエキスパート向けで、困難なものばかりだが、中腹を横切る中間道(御中道)は比較的安全で容易なハイキングコースだ。

来週、お客さんを案内する予定があるので、下見に出かける。
今日のモニター役は、長男である。


中間道は、お気楽なハイキングコース、という印象だったが、お客さんを案内する、という目で見ていくとまた印象が変わってくる。
案外細かいアップダウンがあり、気を抜けない歩道である。

妙義神社や、中の岳神社の見学も含めるつもりだったが、歩くことそのものに集中した方が良さそうだ。

なんて仕事的見方ばかりしていると山が楽しめない。少し紅葉は早かったが、快晴の秋山を歩くことができた。今日はイベントがあったようで妙義神社の周辺は大混雑であったが、そんなことは気にならない、良い日和だった。



関田山脈でも1、2を争うぶな美林!
関田山脈 天水山 2012年10月14日(日)

関田山脈の北端 天水山は、最近ぶなの美しい林として急激に知られるようになってきた。ここは実は過去にオウレン栽培のために下草を伐採した跡地なのだ。下草を刈って手入れをすると里山は活き活きしてくる、良い見本である。

来週お客さんを案内するので、最終確認に妻を連れて行く。

ルート自体は信越トレイルの一部であり、何回も通っているホームなんだが、ひいき目でなく、どんな風に感じてもらえるのか、は気になるところだ。
特にお客さんは女性、特に中高年の方が多いので、妻の感想は貴重である。

なかなかの高評価のようなので、あとは天気がそこそこであれば喜んでもらえそうである。

朝の小野川湖 裏磐梯の雰囲気濃厚だ


西大巓の山頂は眺望がよい。バックは磐梯山

山頂手前の湿原と西吾妻小屋
遠くに残雪の残る山が見えるのは飯豊だろうか
西吾妻山 2012年9月16日(日)

手元に1986年の雑誌「岳人」のバックナンバーがある。斉藤一雄氏が、
「先人たちの思いを遡る源流の山々」というエッセーを連載している。
ちょうど阿武隈川の稿があった。阿武隈川にかかわりのある先人として松平定信や、彫刻家・詩人で「智恵子抄」で知られる高村光太郎の名前をあげている。

恥ずかしながら私は、「阿武隈川」という川の名前は小学校の社会科で聞いたことがあったものの、どこを流れる川なのか知らないでいた。
阿武隈川は、那須連山三本槍岳を水源とし、白河市の東を流れ、磐梯山や安達太良山方面から五百川を合流して、仙台で太平洋に注ぐ川だそうだが、この文を読むまで、まったく知らなかった。
今年の夏の、私の東北の山歩きは、たまたま、すべて阿武隈川の源流を訪ねる登山だったのだ。

前置きが長くなったが、今夏の福島山旅の締めくくりは吾妻山とした。これも阿武隈川の源流のひとつとなる山である。

吾妻山も明治時代に大噴火した火山であるが、山頂付近まで針葉樹林や湿原が広がっていて、磐梯山や安達太良山のように開放的で露出感の高い荒々しい火山とは違った雰囲気をもつ山だ。

西吾妻山登山口のグランデコスキー場に向かう朝の裏磐梯は、信州のような険しい地形ではないが、朝日に光る数々の湖沼の水面が本当に美しい。

グランデコのゴンドラで西大巓の中腹まで上がることができるが、朝一のゴンドラを待っている客は数人で、安達太良や磐梯山に比べるとずっと登山者は少ない。

西吾妻山の山頂は眺望には恵まれていない。針葉樹に囲まれている。それが、かえって落ち着いた雰囲気をだしている。西吾妻小屋周辺の湿原木道で磐梯山、飯豊連峰を見ながら休憩する。長いようで短かった白河での生活は今週で終わりであり、福島の山ともお別れである。


信州の山をたどるだけでも結構忙しいので、今後わざわざ福島にくる機会というのはそう多くは得られないだろう。いつも思うことだが、山登りは一期一会である。

仕事でやむなく赴任した福島だったが・・・
思いがけず、良い夏になった・・・ような気がする・・・


これが 「阿多多羅山の山の上に 毎日でている青い空」
「智恵子のほんとの空」では・・


明治23年 この沼の平が大噴火した。
活火山なのだ!現在有毒ガス発生のため立入禁止
安達太良山 2012年9月15日(土)

福島県白河での仕事もあと1週間ほどになった。

今日は高村光太郎の「智恵子抄」で有名な、安達太良山にいく。
福島にいる間に一回は行ってみたかった。いくつかルートがあって知人からは「沼尻元湯」からのコースを薦められるが、智恵子抄の「ほんとの空」をみたいと思い二本松市奥岳温泉からとする。

登山口までの田園地帯では、本当にきれいな空が、安達太良山のうえに広がっていた・・

奥岳温泉からの登山道は、安達太良山で最も容易なルートで、標高1400mくらいまではゴンドラ、「あだたらエキスプレス」であがれ、残りは1時間少々の登行で山頂である。

これだけではあまりにあっけないので、温泉小屋「くろがね小屋」経由で登山口に戻る。
くろがね小屋は温泉付山小屋として有名だが、温泉に入ると歩くのがいやになりそうだったのでパス。

現在でもガスを噴出する活火山であり案外アルペン的な風景がふんだんにみられる。
温泉山ガールみたいな登山者もふんだんにみられる。
それにくっついてくる、ジーンズにショルダーバックを持ったような、おにいちゃんも小屋までは結構上がってくる。(なめとんのか)

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帰途、二本松市の智恵子記念館に立ち寄る。

もちろん、安達太良山の上に出ている空が特別な色や形をしているわけではなく、
「阿多多羅山の山の上に 毎日でている青い空が、智恵子のほんとの空」
というのは精神を病み始めていた高村智恵子が、故郷に帰りたい、という気持ちを表現したんだろう。
それであっても、山っているのは登る対象としてだけでなく、周辺に住んでいる人間の気持ちに深く関わってくるものなのだな・・


前半は木漏れ日美しい森林浴の杉林

飽きてきたころ、苗名滝が木の間に現れる。劇的!
黒姫癒しの森と苗名滝 2012年9月8日(土)

苗名滝は、落差55m、「日本の滝百選」にも選ばれた名瀑である。
周辺はすっかり観光地になってしまっていて、駐車場から15分ほどで滝を見に行くことができる。(流しソーメンで有名だ!)

これだけでは単なる滝見物になってしまうが、黒姫のコスモス園入口付近から「信濃町癒しの森地震滝コース」が設定されていて、3時間ほどトレッキングすることができる。
ガイド活動のメニューに入れたいと思い、様子をみにいく。
この時期は苗名滝から黒姫までバスが運行されており、車まで戻ることができ、好都合である。

「信濃町癒しの森」という名称は比較的新しいものだが、以前から「上信越自然歩道」という名前で整備はされており、コース自体はあった。
信濃町が「森林セラピー」に力を入れるようになって「癒しの森」という名前になったようだ。野外の活動にも流行があって「森林セラピー」も長続きする言葉になれるかわからないが、森林の中をあるくことが、人の心を落ち着かせることは紛れもない事実である。


黒姫コスモス園入口の町営駐車場から、旧森林鉄道跡の水平な道をいく。
しばらくは、「癒しの森」の名称どおり、杉や広葉樹の林の中を森林浴しながらいく。木漏れ日が美しいが、眺望はいまひとつである。

ちょうど飽きてきたころ、発電所の送水管があったり、小さな洞穴があったり、沢の横断があったり、変化が出てきて気分転換になる。

滝の水音が近くなってきたあたりで水平道から別れ、急降下になる。
気の間から苗名滝が見えだし、期待が膨らむ。

滝の周辺は観光客が多いが、黒姫から歩いてきて目にする滝は、車で見に来る滝とはまだ別物!車できたのでは、やっぱり感動が薄い。


お花畑 背後のピークが磐梯山山頂

猪苗代湖を見下ろす。アキアカネが無数に舞っているのがわかるかな
会津磐梯山 2012年8月25日(土)

福島の山 第三弾は、会津磐梯山だ。
民謡にも歌われ、知らない人はいない名山である。
明治21年に大爆発し、山体の3分の1ほどを吹き飛ばしてしまったが、その名残は北面の荒々しい斜面に残っている。

15年ほど前、仕事で会津若松市を訪れたときに見た印象は「思ったより小さい山だな・・」というものだったが、どうしてどうして、磐越自動車道が磐梯熱海付近を過ぎると迫ってくる雄大な裾野は、「名山」の風格十分である。

磐梯河東ICから磐梯山ゴールドラインを八方台登山口まで
住居の白河市からは一時間半ほどである。
そこから登り始める。しばらくはぶな林のゆるやかな登り。中の湯の小屋跡を過ぎると傾斜は増し、標高をぐんぐんと稼ぐのぼりになる。

標高1700m付近のお花畑までは眺望のきかない樹林だが、お花畑からはアルプスの高山を思わせる素晴らしい眺望の中を登る。

山頂までは2時間。猪苗代湖が眼下に見下ろせる。
八方台から登る限り、さして難しい場所はなく、小学生でも登ってくる。大勢の登山客がひっきりなしにやってくる。
でもみんな登ってくる時間が遅いんだ・・・、すでに霧が巻き始めてしまっている。せっかく登るのにもったいない。山で感動したいならば早立ちは必須である。大きなお世話かな?

猪苗代湖の向こうに見えるのは先日登った那須の山だろうか?

東に目を移すと、安達太良山と思われる峰が並んでいる。
高村光太郎の「智恵子抄」で知られる安達太良山、
この次はぜひ「智恵子のほんとうの空」を見にいきたいと思う。

有名な廻りブランコ跡(写真は下見のときのもの)


ガンコウランの道を気持ちよく上がっていく(写真は下見のときのもの)
上信国境 毛無峠と小串鉱山跡 2012年8月12日(日)

「信州登山案内人」としての初仕事は、群馬県と長野県の県境にある毛無峠から小串硫黄鉱山跡のトレッキング。15人ほどを案内する。
以前から懇意にさせていただいていた松本の旅行会社さんの依頼である。

ご年配の方が多いが、山歴の長い人が多く、上高地や乗鞍など、中信の高原はあらかた歩いてしまったとのことで、北信濃の知られざる山を歩きたい、との意向だ。

この小串鉱山跡は、一部の廃墟マニアが熱心に研究しているが、山歩きの対象としてはほとんど知られていない。一人だけ破風岳に数年前登ったが、そのとき眼下に見えた小串鉱山跡をみて、行ってみたいな、と思っていたとのお客さんがいた。

小串鉱山は日本の成長を支えた硫黄鉱山の一つで、大正年間から硫黄を採掘していたが、原油を精製するときの廃棄物として硫黄が得られるようになってからはその役目を終え、昭和41年に閉山してしまった。

最盛期には2000人を超える人々が暮らし、スーパーや学校などもあった。昭和12年には裏山が突然大崩壊し、女性や子供を含む245人が犠牲になった。(小串の山津波)
私の母親は、若いころ、越後の民間薬「越後毒消丸」の行商でここを訪れたという!

小中学校跡に残る廻りブランコは有名で、マニアには知られている。
慰霊碑があるなどで、お客さんを案内するにはちょっと薄気味悪いかな?と心配したが、お客さんはみな関心を示してくれ、トレッキングを楽しんでいただけたようだ。

帰りは高山村蕨温泉「ふれあいの湯」でさっぱりして松本に帰ってもらう。

世の中は観光地にいけばお盆の大渋滞。でもここはとても気持ちのいい高原なのに、観光客はだれもいない。峠にリモコングライダーを楽しむマニアが集っているのみ。
こんな知られざる山歩きを紹介していければいいな、と思っている。


三本槍から朝日平への快適な稜線歩き


牛ヶ首 無限地獄の水蒸気が間近に見られる
那須連山 三本槍岳 2012年7月28日(土)

7月から9月末までまる三ヶ月間、仕事で福島県白河市に赴任することになりました。夏山ハイシーズンに長野県に居られないのは残念だが、しかたないので、それならそれで、東北の山を楽しんでみることにしましょう。
通勤ルートからは、那須の山々が正面に見える・・

那須連山は、標高も2000m近くあり、森林限界も低いので眺望がよく、東北の山としては、取りつきやすいようだ。
首都圏からも近く、先日登った茶臼岳をはじめ、大変にぎわっている。

今回は少し歩きごたえのあるコースを、と思い、那須連邦最高峰の三本槍岳を目指す。

ロープウェイ山麓駅に駐車、峰の茶屋⇒朝日岳⇒三本槍岳⇒峰の茶屋⇒牛ヶ首⇒ロープウェイ山頂駅 という周回コースとした。
全行程で5時間ほど

終始眺望のよい快適な山で、東北の山もいいもんだな、と実感。
東北の山、というとブナの深い林の中をいく原始的な山、という印象だったのだが、火山が多く、開放的で都会的な山が多い。

初心者もこんな山から入ればきっと山好きになるに違いない。
頸城の山や、南アルプスなんかは、理解されるのにちょっと時間がかかるよね・・・

白河への帰途、「那須アルパカ牧場」の看板が目に入り、立ち寄ってみる。
南米アンデスにいるアルパカが400頭も飼われていた。癒し動物アルパカを見に、若いカップルがたくさん訪れる中、おっさん一人アルパカをなで、癒される。

茶臼岳山頂 バックの岩山は朝日岳

ところどころで水蒸気が立ち昇る、活火山なのだ

峰の茶屋避難小屋
東北那須連山 茶臼岳(1915m) 
2012年7月1日(日)

7月から9月末までまる三ヶ月間、仕事で福島県白河市に赴任することになりました。夏山ハイシーズンに長野県に居られないのは残念だが、しかたないので、それならそれで、東北の山を楽しんでみることにしましょう。


白河市から程近く(栃木との県境)に「那須連山」があり、茶臼岳という山があるようだ。
もっとも容易に登れるようなので、まず手始めに登ってみることに・・

住居の借家から登山口までは40分ほど

茶臼岳には「那須ロープウェイ」があり、ロープウェイを使うと残りは1時間かからずに山頂へ。
あまりにもあっけないので、峰の茶屋方面に足を伸ばす。
首都圏から近いためか、ロープウェイ乗り場には「山ガール」風な登山客がたくさん!

栃木県内唯一の活火山だそうで、今でも水蒸気がところどころで立ち上っている。気象が厳しいためか森林限界が低く、ロープウェイを降りるとすでに高い樹木は見当たらない。展望はなかなかのものだ。

正直周囲に見える山々はさっぱりわからない。
完全「アウェー」の山々だが、こういうのも時にはたのしい。
登山道は網の目のようにつながっているようだ。

次回は朝日岳方面に足を伸ばしてみよう。