夏2008

山は雪のあるときがいちばんです。もちろんスキーができるからです。でも雪がなくてもそれはそれで楽しいです。雪がなくなってからの山行は、大げさでない方が好きです。
お金がかからず、時間がかからず、それでいてそこそこ充実感があって、シンプルな行動を善しとします。
できれば、その日思い立ったらデイパックをつかんで家を出るようなすっきりとした山行がいい。


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頸城 明星山(ヒヨドリ池を探る)
2008年11月15日

25000分の1地形図の「小滝」を見ると、明星山の竜護尾根取り付きあたりの裏手に「ヒヨドリ池」と名前のついた池があるのをご存知でしょうか?
前から気になっていたのでいってみた。

地図を見ながら藪を突破していったのだが、池の南端から登山道まで踏み跡がつけられていた。少数ながら訪れる人もあるようである。

池そのものは静寂を保っているがとりたてて美しいわけではなく沼のようである。一般の人にはすすめないが、篤志家にはたまらんだろう。

木々の葉が落ちるこの時期が適期で、夏は藪蚊とアブの襲撃になりそうだ。

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サカサ沢途中から見る明星西面(P2西稜末端壁)

山頂から南へ下がったP2から(バックは北アルプス)

帰り道から白馬の山、標高2000m以上は積雪
頸城 明星山(サカサ沢から山頂 岡集落へ下山
2008年11月2日

本当に久しぶりの明星である。
20数年前の同じ11月2日、私と相棒は、P5墓石稜を登攀し、南山稜をたどって山頂に達し、岡集落へ下山した。その年、山頂付近にはすでに雪があり、アプローチ靴のスニーカーで足元をびしょぬれにしながら必死に下山した。岡に下山したときはすでにヘッドランプになってしまった。
疲れきって頸城大野駅の前に車をとめシュラフにもぐりこんだが、翌朝目を覚ましたときの充実感はなんともいえないものだった。山の達成感ってこれかな・・・」


当時を思い出しながら、明星を周回してきた。ヒスイ峡には土産物屋ができ、高浪池は観光地と化したが、山の中は少しも変わっていない。

今日は岩場をのぼったわけではないので明るいうちにすんなり下山してきたが、当時の熱い思いいれが懐かしい。明星山は私の山登りを育ててくれた山のひとつだと思っている。

天気はよかったが、山頂付近は強い風がゴウゴウと吹き、頸城にも冬が近づいていることを感じさせた。犬が岳から朝日に続く北アルプスはすでに真っ白である。

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北アとくびき初冠雪 9月28日(土)
大渚山に出かけたら、天狗原山、金山、雨飾山の標高1900m以上が白かった。
雲の間から見える白馬岳〜朝日岳方面はすでに真白。ここ一両日の寒気の影響だそうだ。例年10月の上旬には初雪があるが、9月中に冠雪するのは珍しい。シーズン到来が早いとよいが・・・


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白馬岳〜朝日岳 単独縦走 2008年8月11日〜8月13日
軽い日帰りの沢や快足ではなく、久しぶりにド縦走をしてみたくなった。しかもテント泊で
白馬北の柳又谷周辺の概念も知りたい・・

8月11日 
白馬大雪渓から入山。大雪渓は相変わらず人が多い。私のテントは超軽量の1.2kgなのだがそれでも食料等も含め、久しぶりのテント泊荷物はきつい。

8月12日
白馬から雪倉を経て朝日小屋へ。今年は花が少々遅くなっているようでまだまだたくさん咲いていた。花の知識ゼロだった私も、今回10種類くらい覚えて来た。朝日小屋では管理人清水ゆかりさんが受付をしており、「ブログ見せてもらってますー」といったら「最近忙しくて更新できないんですよ」と照れていた。てきぱきした感じのよい人である。

8月13日
毎日良い天気が続く。明日からは崩れるようで運が良かった。
日本海を見ながら帰りたく、北又へ下山する。北又からはタクシーで北陸線泊へ。大糸線経由で白馬村へ向かい車回収。
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米子不動から小根子ザレ岩
2008年6月28日

根子から米子不動へスキーで降りてみたいと思っているので、その偵察もかねていってみた。根子岳自体は易しい山だが、米子不動へ降りるルートをスキーで、となると樹林も濃く快適に滑れるラインは見当たらず、岩場の険しさ、下部の林道の長さもあって非常に手強いと思われる。この時期タケノコ採りが多く、「とれたかね?」と挨拶される。

写真は対岸からみた米子不動滝。


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天狗温泉浅間山荘から黒斑山
2008年6月14日
黒斑山は、高峰高原から上る人が多いが、少々物足りない。浅間山の登山口浅間山荘から登れば標高差1000mほどになり、変化もあってなかなかよい。
黒斑からは、蛇骨〜Jバンドを経て、湯の平に周回した。
Jバンドは単なるガレた急斜面だが、名前がカッコいいためか歩いている人は多い。
「北面を回って帰ろうか」っていわれるより、
「Jバンドへいってみない?」って言われると、へえどんなところなんだろうって思いますよね。普通の山道です。


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