夏2007

山は雪のあるときがいちばんです。もちろんスキーができるからです。でも雪がなくてもそれはそれで楽しいです。雪がなくなってからの山行は、大げさでない方が好きです。
お金がかからず、時間がかからず、それでいてそこそこ充実感があって、シンプルな行動を善しとします。

できれば、その日思い立ったらデイパックをつかんで家を出るようなすっきりとした山行がいい。


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天狗温泉浅間山荘から 浅間山 2007年6月23日(日)

長いスキーシーズンも無事終了。
シーズン中の無事に感謝して神事を執り行い、スキーをチューンナップにだした。
今年は何とか雪のシーズンまでに標高差2000mを日帰り往復できる体力をつけたいと考え、夏の間も少しまじめに登り込もうと思う。
ついでに浅間西面、黒斑東面にスキールートでも発見できれば、と考え浅間山に登る。

浅間山の火口
上信 御飯岳(おめしだけ) 2007年7月8日(日)

長野市から東南方向には根子岳から志賀高原に連なる山並みが見渡せる。御飯岳は、クジラのような山容で、結構目立つほうだが一般にはほとんど知られていない。
登山道があることが知られていないためだと思うが、良く整備された道で、登り1時間少々で、容易である。毛無峠に車をとめ、破風岳、土鍋山とセットで登れば結構楽しいだろう。廃墟となった小串硫黄鉱山跡を訪れるのも一興である。
余談だが大正14年生まれの私の母は、10代のころ、行商で小串鉱山を訪ねたそうである。当時はまだ活気があり、学校などもあったそうだ。
 
 小串鉱山に資材を運搬したケーブルの跡

下越の山旅 2007年10月17日(水)〜18日(木)

休みをとって、少し遠出をする。
越後の最後の秘境、川内山塊には一度いってみたかったが、夏はヤマヒルが大量棲息するという情報にしり込みし、なかなかいけないでいた。
ヒルは好きではない。秋になればほとんど出没しないとのことなので出かけてみた。
また、そのついでに、御神楽岳付近の、ソロでも登れる沢、御前が遊窟も訪れた。


10月16日(火) 仕事が終わってから車で出発。磐越自動車道 阿賀野川SAで宿泊
10月17日(水) 三川町谷沢から川内山塊 日本平山往復。信州のような快適な山歩きは望むべくもないが、自然のままの原始的な山々にちょっと感動。
10月18日(木) 津川に移動し、御前が遊窟を往復。壮大なスラブを目の当たりにすることができ、またちょっとクライマー心をくすぐるルートである。

 
御前が遊窟のスラブ フリクションが効いて快適だ

 
右の灌木の中に巻き道がついているが自信があればスラブを登った方が楽しい。右は下降路ソウケエ新道からの上部スラブ すごい迫力。
スラブは40度から45度くらいの程よい傾斜である。とすれば考えることは一つ。「スキーで滑れないのか?」

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