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BORIさんのこと 

 当サイト 「ごたてSkiParadise」にリンクをはってくれていた、長野市のBORIさんがご病気で11月に亡くなりました。

BORIさんとは何回かメールを交換したことがありましたが、実際にお会いしたことはありません。
山の中でニアミスになったことは何回かあります。
まだ40代でした。病気なのは知っていましたがまさかなくなるとは思っていませんでした。一度お会いしたい、と思っていました。。

きっかけはBORIさんから、7〜8年前にメールで「リンクを張らせてくれませんか?」と申し入れがあったことです。
とにかく多くの人に自分のサイトをみてもらいたい、と思っていた私は二つ返事でokしました。BORIさんのサイト「Endless Fall Line」にもリンクを張らせてもらいました。

そのころのBORIさんは山の中ですべることに目覚め始めてきたころのようで、まだそんなに多くのルートを滑ってはいませんでしたし、いわゆる山岳会育ちの山ヤさんとは違った雰囲気を持っていました。
とにかく滑っている写真を見る限り、カッコイイ。美しい。
「どこを滑ったか」だけを誇っている、山岳スキーヤーが多い中で、一線を画していました。テレマークもアルペンもこなし、仲間にはボーダーも多かったようですね。
「山スキーはカッコ良くなければ!」と思っていた私の心をくすぐりました。クライマーとしての経験は無いようでしたが、巧い滑り手なのだな、これからはこういう人が活躍するに違いない・・・そう感じました。

年齢が近いこともあって何回かメールで情報交換しました。

そうこうしているうちにBORIさんは、戸隠山の九頭竜山のルンゼを滑り、2004年には西岳のP1P2間の沢(仏沢)を滑ってしまいます。
このパフォーマンスはかの新井裕己さんも目に留めたようで、後日自分ですべるときに「ここを滑った人がいる、すばらしい」といっています。
これは、戸隠のルンゼ群が「滑降技術の優れたスキーヤーなら滑れる」ことを証明しています。
長野近辺の山スキーヤーならたいてい考えます。「戸隠の沢、滑れたら凄いけれど・・・無理だよな・・・」

2005年に拡張性心筋症を発症してからは、体と相談しながらもゲレンデややさしい山に通っていたようです。その間隔が次第に長くなってようなので心配はしていましたが・・・
長野市の病院はたいていどこからでも山が見えます。
一度お会いして山とスキーの話がしたかった・・・そう思いました。

2010年12月


サイト EndlessFallLine から転載
photo : Oku-san