関田 黒倉山北面      2023年3月19日(日)
 トップページへ


上越市方面から見る黒倉山は、真っ白に広がり、北壁といいたいような急な斜面を見せている。
穏やかな山容の山が多い関田山脈にあって、珍しい。
ヘタレな私でも降りてみたいな〜と思わせる大斜面だ。鍋倉山をひととおり滑ってしまったら次にお勧めしたい。


          出典:国土地理院25000分の1地形図「野沢温泉」
メンバー  やまかわ 
*===================================================================================================================*

上越市柄山(10:00)---信越トレイル柄山口(10:38)------よし八池分岐(11:40)-----黒倉山(12:35-12:45)----北面滑降----

-----柄山(13:25)

*===================================================================================================================*

途中、通行止個所があったり道を間違えたりして柄山に到着したのは9:30を回ってしまった。それで少々モチベーションが低下。

さらにスノーモービルやスノーバイクの一団が準備しており、どうしようかな〜という気分になるが、すぐに上がっていってしまうだろうから少しの間の我慢だ、と思い、予定通り黒倉にいくことにした。


少し車道のヘアピンカーブをショートカットして登ると夏は水田がある雪原に出る。
これからいく黒倉の北面が一望でき、やっぱ来てよかったな、と思える。


北面自体は先日の降雪によるデブリであれておりルートを選ばないと快適ではなさそう。いちばん降りたかったラインはデブリでいっぱいのうえ、上部で雪が切れていそうだったので避けた方が良さそう。


夏のよし八池分岐まで上がると北面がどーんと見える。
ほんとは今日はこの正面のルンゼ状を降りてみたかったんだが、デブリが詰まっているし、雪崩地形でもあるので、やめといた方が賢明な気がする。



尾根状を一時間弱上ると白い雪稜にでる。この上が黒倉山頂

山頂には数名スキーヤーがいた。
今日は日曜なので鍋倉山は賑わっていることだろう。


山頂からダイレクトに北面に入ると雪が切れていそうだったので、50mほど関田峠側に滑り、そこから北面に入る。

以前滑った時は面ツルの良い斜面だったのだが、今日は大きなシュカブラが波打って形成されており、あまり思い切ったことはできない。


上部はデブリで覆われている部分もあり、慎重にならざるを得ないが、少し下って傾斜が緩くなるとやっと思い切って滑れる雪になってくる。


上部では今一つの消極的な滑りだったが、まあ良いロケーションの部分を滑れた。大人気の鍋倉のすぐとなりに有ってこのひとけの無さは貴重だと思う。

 トップページへ