戸隠山大洞沢左俣(とがくしやまだいどうさわ) 2019年2月27日(水)
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戸隠山の稜線から滑れるラインは限られているが、その中で、もっとも容易に滑降できると思われるひとつ。

夏道が通っている沢なので傾斜はさほどきつくない。
中間に帯岩とよばれる滝場があり、そこをどうやり過ごすか、がポイント



メンバー やまかわsolo 
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2/27(水)(曇り)

戸隠キャンプ場駐車場(10:00-10:15)---一不動避難小屋(12:19-12:52)----

---帯岩(13:00)---戸隠キャンプ場駐車場(13:26)

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戸隠キャンプ場
中央のコルが一不動 ここから見る限り白い斜面が見える






登りではスキーのトレースがあったが、大きく帯岩を捲き、1888mピークの下へ向かっていた。途中からトレースと別れ、トラバースして大洞沢へ戻る。アイスバーンの急斜面で、登りなのに結構悪い。スキーアイゼン使用


2月の戸隠の稜線なのだから、恐ろしげな雪庇がならぶ、壮絶な光景を予想していたんだが、、なんか雪が少ない。
一不動の避難小屋周辺は地面が出ているところもある。春先のような、拍子抜けする風景




一不動〜二釈迦ピークの間の斜面

クラストしたアイスバーンで、ガリガリだが、ターンはしやすい。
ところどころ、笹に穴が開いているので要注意!
快適なのはこの辺りだけである。





帯岩の滝場

基本は右岸を滝を避けて捲くのだが、小さく捲き過ぎて、夏の鎖場トラバースの上に出てしまった。

大きく登り返すのも面倒くさく、少し登り返して木のある急斜面を横滑りで下降
トラバースして滝の下へ
雪崩の起きそうな条件のときは、滝が見えないところまで大きく捲いてしまった方がよい。滝の周辺はどこも急傾斜で、雪崩がでてもおかしくない。

ここから下は沢が割れていたり、小さな崖があったりして思い切って滑れない。快適とは言い難い。

あまり山スキーで使われない理由がなんとなくわかった。


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