戸隠連峰 五地蔵山五地蔵沢 東尾根(弥勒尾根:みろくおね)1900m付近から右俣滑降    2018年3月13日(火)
 トップページへ



出典:国土地理院25000分の1地形図 高妻山
戸隠山周辺で滑れるルンゼ、沢は手強いものが多いが、五地蔵沢はその中では比較的取付きやすい方である。

五地蔵の山頂からダイレクトに五地蔵沢にエントリすることもでき、そのラインを滑る方が人気ルートである。
 http://www5e.biglobe.ne.jp/~bunayama/1303gz00.htm

ただしその場合は中間に崖があるため、崖手前から右手に100mほどトラバースして捲くことになるが、クラックが入り雪が途切れていることもある。
一方、崖の下を弥勒尾根の1900m付近に突き上げている、右俣というべき沢もあり、斜面が途切れずにつながっており快適そうだ。今回は、その右俣ともいうべきまっすぐラインを滑った。
東尾根の1900m付近からまっすぐ五地蔵沢に向かって落ちてくるラインで、崖を迂回する必要がなく、すっきりしているが、滑降高度差はちょっと少なくなる。もちろん、雪の状態が悪ければ、雪崩への警戒は必須な場所である。

正味4時間ほどの行動時間でちょっと達成感のある滑降ができる。


メンバー  やまかわ 
*===============================================================================*

戸隠キャンプ場駐車場(8:15-8:33)---1598mピーク(9:40-9:50)---

---弥勒尾根1920m付近 滑降準備(10:37-11:08)---五地蔵沢滑降---

---戸隠キャンプ場駐車場(11:43)

*===============================================================================*



キャンプ場の中ほど、牧場の入口付近まで除雪が済んでおり入れる。


上りは夏道の「弥勒尾根」が拓かれた尾根を登る
2時間ほどで視界が開け、左手に五地蔵沢が望める


弥勒尾根1920m付近 右俣はここから流下する。もう少し登れば五地蔵の頂上だが、
気温が高く、一刻も早く滑りたかったし、ピークはどうでもいいのでここから滑ることにする。


雪がカッチカチで、60cm掘りだしたらいやになってしまった。
全層にわたって氷結しており、力いっぱいたたいても寸分ずれない。
硬い!これは案外安定しているのではないかい?

尾根からのエントリ部分は約50度 ちょっと躊躇する斜度である。
でも急なのは20mくらいで、すぐに快適な斜面に変わる

デブリを横断し、スキーヤーズライトの斜面にでると
広い斜面を大きなターンで飛ばせる。快適!

下部はデブリランドだが、デブリの横の斜面がきれいになっているので
通過には問題なし

30分ほどで牧場の雪原へ!後ろが五地蔵沢!
牧場内の小さな沢がすでに割れて水流が出ており、渡る場所に苦労する

 トップページへ