菅平 根子岳  2017年1月20日(金)
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国土地理院25000分の1地形図 四阿山より

冬が遅れて
どっとやってきた。
せっかくやってきた冬将軍様が、「なんだ?だれも待っていないじゃないか・・・・じゃあ俺は帰るよ」と言って帰ってしまうと困るので、歓迎のお出迎えに行ってきた。

毎年シーズン始めには「根子岳詣で」をすることにしている。ノーマルルートから往復する限り容易な山ではあるが、装備の確認、体調のチェック、などコンディショニングにはいいターゲットである。

これだけ積雪が増え、気温も低い。大明神沢の源頭がパウダーになっているのではないかと思い、行ってみた。下界では穏やかに見えた天気であるが、避難小屋より上は強風が吹き、地吹雪!

大明神沢どころか、顔が凍りそうな地吹雪に、早く安全な場所に降りたい、という気持ちが先行し、いつもの凹状地形を逃げ帰ってきた。



メンバー やまかわ 
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奥ダボススキー場駐車場(10:00-10:10)-----スキー場TOP(10:34)---避難小屋(11:02)---

---根子岳(12:20-12:30)---奥ダボススキー場駐車場(13:10)

奥ダボス第一トリプルリフト 本日は強風のため運転休止

やむなくハイクアップ
リフト終点まで25分
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奥ダボススキー場の駐車場で身支度。
リフト券を買いに行くと、第一トリプルリフトが動いていない!
強風のため休止、とのこと

同じく一回券を買い求めていたボーダーと顏を見合わせ、「しかたないですね〜」とシールをつけ歩き出す。

上りはほぼキャットツアーの雪上車跡が圧雪されているのでまったくラッセルなし




先行するボーダーさん2人
2人とも結構強く、私はいつもと同じペースで登っていたが、どんどん先に行ってしまう。
私は避難小屋で一休みし、手袋なんかも補強したんだが、2人とも目もくれず、どんどん高度を稼ぐ 一人はツボ足 一人はMSRのスノーシュー

途中までは青空ものぞいていたが、小根子への分岐辺りから先は風が強く、地吹雪である。
顏が凍りそうなのでバラクラバ装着 手も大変冷たい 関田山脈あたりとは一味違う暴風地吹雪

条件が良ければ、大明神沢源頭をすべろうともくろんでいたんだが、とてもそんな気分になれず、とにかく退散 パウダーというよりは、波打ったパック雪 油断できん

せっかく山頂まで来てキャットツアーと同じコースを下るのでは残念だ。

山頂から一段下り、左手に広がる沢状を降りる。最初はパックされた波打ったシュカブラだったが、だんだんパウダーになってきた。ここは少し楽しいかも!
おととし内野さんと登り返したところだ!



それでも時折青空がのぞく。
強風は相変わらずなんだが、ちょっとうれしい

さすがに今日はキャットは上がっていません。



途中まではこんな冬山仕様のバラクラバ顔だったんだが、標高が低くなるにつれ、だんだん暑くなってきた。
下部牧場、ゴルフ場の部分は風も弱く、ゆるゆると気楽に滑っていける。

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