関田山脈 菱ケ岳(1129m 上越市安塚区)  2016年2月8日(月)
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国土地理院25000分の1地形図 

上越市の天気予報は雨か雪が続いた。
久しぶりに終日晴れの予報!

昨日、新雪が少し乗った。気温も低い。
この日を待っていた。THE DAYがやってきた。

菱ケ岳は、信越トレイルの終盤を歩いていると、いやでも目に入ってくる山である。
なだらかな山の多い関田山脈において、ひときわ異彩を放っている。角ばっているのだ。
西面は「壁」といっていいほどの傾斜である。

ゴンドラ終点駅から、山頂までは約1時間、標高差200m足らずで、体力的には容易な山である。しかし、地形はやや複雑で、やみくもに降りると危険な場所も多いので、よく研究して滑らないといけないだろう。

メンバー やまかわ 
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安塚区キューピットバレイスキー場駐車場(9:40-10:00)---ゴンドラ「ネージュ」山麓駅+++++

+++山頂停留所(10:20-10:25)---菱ケ岳(11:20-11:40)---火焔石(12:05)---ゲレンデ合流---

---キューピットバレイ駐車場(13:00)

ゴンドラネージュ1回券¥1000円
山に入る場合、パトロールに登山届を出すこと きちんと出せば親切に入山させてくれる
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キューピットバレイスキー場から菱ケ岳を望む
正面に壁のように立ちはだかっている。
ちょっと怪異な印象を与える。強烈な個性の山だ。


ゴンドラを降りるともう山頂は「目と鼻の先」なんだが、
急な崖がそびえ立っていて、1000m級の山とは思えない風貌をしている。
ヒマラヤ襞までまとっているじゃないか!


崖の直下は雪崩リスクも大きいので対岸を遠巻きに登っていく。
前日のトレースがあり、雪も軽いので、快適な登りである。
ブナの樹は樹氷になっている。

登りやすいところを適当に登っていく。樹間が広く、こちら側を滑っても
けっこう楽しめるかも。



約1時間足らずで菱ケ岳の山頂に到達
山頂にはお社があったが、屋根の端が見えているだけでほとんど埋もれている。
積雪は2.5m位か
山頂からは眼下にスキー場 遠くには日本海の海岸線が見えている。


不動滝への夏道登山道がある尾根を滑降する。
最初滑り出しはヤブが濃く、「えー!ここ降りるの?」って思うが
ほどなく樹間の広いぶな林を下るようになる。
今日の雪は軽いパウダーだ!最高といっていいコンディション


滑降する尾根の中間からは伏野峠(ぶすのとうげ)が正面に見える。
夏、木々の葉が繁っている時期には感じられない雰囲気だ



車道まで下降すると目の前に火焔石 秋にパックンを案内してきたなあ!
この時期の不動滝がどうなっているのか見てみたいところだが、
谷に降りるのは非常にリスクが高いだろう。安易には降りられない

車道にそってゆるゆると滑っていく。
ラッセルだったら止まっちゃう傾斜だが、前日のトレースは微かに残って
いるので、何とか滑る。右側斜面は雪崩の危険もあり、あまりのんびりはできない。
正面に日本海を望む、抜群のロケーション


火焔石から40分ほどでゲレンデに合流
途中まであったトレースはゲレンデに合流せずさらに下部の斜面を目指して
滑っていた。ルートを知っていればもっと楽しく降りられるのかも・・・
スキー場のパトロールに下山報告をして帰り支度。

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