斑尾山 2016年1月29日(金)
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国土地理院25000分の1地形図 四阿山より |
北信五岳のひとつ 斑尾山 最近では「妙高山は新潟の山ですよ!」とクレームがつき「信越五岳」と呼ばれることもある。北信地方で親しまれている山ってことなんだからいいじゃないか。「信越」だともっと秀でた山がうじゃうじゃいるぞ。 信越トレイルの南の起点でもある。 山頂付近までスキー場が開発されてしまっているためか、山スキーの対象としては不人気である。 でも、簡単に山頂まであがれる、ということで、最近では東斜面のブナ林等にバックカントリースキーヤーやボーダーが入るようになってきているようだ。 斑尾高原スキー場かタングラム斑尾の最上部からであれば、1時間かからずに山頂まで行くことができる。それでは山スキーらしくない。そのためか、旧豊田スキー場跡から登った記録が散見される。 グリーンシーズンの斑尾山は、たぶん30回以上登った。でも、まだスキーで斑尾山のピークに立ったことがない。 行ってみるべきか? メンバー やまかわ *===============================================================================* 旧斑尾高原豊田スキー場跡(10:20-10:35)---スキー場最上部(11:40)--- 斑尾山頂(12:40-12:55)---旧斑尾高原豊田スキー場跡(13:35) *===============================================================================* |
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スキー場跡地の中級コース 雪が少ない・・・ ブッシュが堅い木でなくススキなので、滑れることは滑れるが、この光景にはモチベーションがダダ下がりである。 いままでも、時々こんな年もあった。でも「地球温暖化」は進行しているのか・・・ 私がこうして車で山スキーにくること、も温室効果ガス増加に加担しているのか・・・ とすればこの光景の責任の一端は自分にもあることになる。 ちょっとブルーである |
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上部、標高1300m付近まで登るとようやくぶなの森の中を行くようになる。 ちょっとテンションが上がるが、この辺りから、湿った新雪がシールに付着するようになり、数歩歩くと下駄になってしまう。足を一歩上げるのが筋力トレーニングみたいになる。これは自分のメンテナンス不足のせいなんだが、腹立たしく、「なんだよー、いい加減にしろー」と叫びながら歩く始末。 山での不具合は誰のせいでもなく、すべて原因は自分にあるのだが、よけいに腹が立つ・・・ |
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約2時間で斑尾山頂 途中のヤブがひどければ、斑尾高原スキー場の最上部に抜け、ゲレンデを滑ろうと思っていた。 斑尾高原方面に降りてしまうと豊田スキー場の入り口まで3kmほど歩かないといけない。 山スキーなんだからヤブの尾根を降りることもあるさ、と言い聞かせて、登ってきた通りの豊田方面に滑降。 上部には、スノーボードで滑ったあとが結構ついている。 中間部は藪の間隔がせまくまともに滑れない・・・ それも自分のせいなんだが、これも腹が立つ・・・ 「こんなことしに来たんじゃねえぞ」とぶつぶつ呪いの言葉 |
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上部はヤブの間隔が狭く、雪も少なく、思い切って滑れなかった。 旧ゲレンデの下部に入ってようやくスキーらしいことができる。 はっきりいってしまうと「面白くない山スキー」だった・・・ でも、これも山なのだ・・・ 北信五岳は 斑尾、妙高、黒姫、戸隠、飯綱 の五山で、頭の文字をとって長野では まみくとい と言われる。 (「まみくとい」自体に意味がないから覚えられないよ、と言われたこともある) 山頂から滑ってないのは「戸隠」だけになった。手強いのが残ってしまった。 八方睨や九頭竜山から滑降した人は結構いる。どこから滑ってもエクストリーム色の濃い滑りになるだろう。 自分にできる範囲なのか?いつになっても「滑りたい場所」が無くなることはない。 |