関田山脈 牧峠と三角山  羽広山ぶな美林とダブルヘッダー 2015年4月2日(木)
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「三角山」(さんかくやま)というのは地形図にも記載されていなく、正式な名称ではない。
牧峠から県境の稜線を東方向に20〜30分ほどのぼった1011mのピークである。
鍋倉山から北東を見ると、一際白い三角形の斜面が目立つ。
「なべくら高原森の家」のスタッフたちは、親しみをこめて「三角山」と呼んでいる。言い得て妙であると思う。

標高差150m足らずの斜面ではあるが、傾斜、開放感はすばらしい。
付近にはぶなの巨木も存在する。

来週、この付近をガイドするので融雪状況を確認するためにやってきた。
まずは羽広山(はびろやま)から、羽広山ぶな美林を往復する。

メンバー 山川(単独)
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【@羽広山ぶな美林】

羽広山スノーシェッド東(8:30-8:55)---羽広山ぶな美林(09:55-10:10)---
---羽広山スノーシェッド東(10:35)

【A牧峠と鬼ぶな】
なべくら高原森の家(10:45-10:55)---牧峠(12:45)---1011m峰(三角山 13:00-13:05)---
---なべくら高原森の家(13:45)

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羽広山スノーシェッドの東側に駐車
一段上がると、広大な雪原が広がる。夏は畑になるところだ。
この2本の木は桜のようだが、花の咲くころ来てみたい。


ラッセルの時期だと半日がかりだが、雪の締まっている今、スキーを使うと
一時間足らずでぶな美林まで到達する。
青空にぽっかりと浮かんだ島のようなぶな美林がなんともいえない。
状況は確認できたので羽広山へ下る。スキーだと20分かからない。



2試合目は「牧峠と鬼ぶな」
森の家からの標高差は500mほど


信州と越後を結ぶ重要な峠道だった「牧峠」
風が吹き抜け、吹き溜まりになることで有名だ。
夏には猛禽を撮影するカメラマンが集まる。


牧峠から県境の稜線を20分ほど登れば、1011mのピーク:通称三角山 に到達する。
右手の斜面はすばらしい。滑降意欲をそそる。

三角山と花立山(1069mのピーク)の間には巨大な雪庇が張りだしている。

三角山の斜面をまっすぐ下ると、「鬼ぶな」と呼ばれているぶな巨木に会える。
上部で雪崩を起こすとこの辺りを直撃するので、上の斜面を滑るときは、
下にハイカーがいないことを確認したうえで雪のチェックをして滑っていただきたい。

森の家に帰る途中から振り返った三角山
樹林のない珍しいオープンバーンである。

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