頸城海谷山塊 前烏帽子岳(1040m)   2014年3月23日(日)
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海谷山塊を初めて目にしたのは十代のころ
個性的な姿の山の集まりは、心をとらえた。すっげえ山だ、通ってみたい・・・と
それから30年以上経過・・・ 山登りは継続してきたものの、やれ、フリーだ、氷登りだ、と色々な流行に翻弄されてしまい、どっぷりと海谷に関わることはできなかった。

今行かなくて、いついくのか!
行こう!もののけの住処 海谷山塊へ!

前烏帽子岳は烏帽子岳より400mあまり低く、名前もいかにも前衛峰のようだ。格下感たっぷりだが、大斜面を持ち、スキーの対象としては烏帽子岳以上だろう。
「本家」烏帽子岳は急峻すぎて、ふつうの神経では滑るところがないだろう・・・
今日も烏帽子岳の東壁では、ブロック崩壊、落下多発、吉尾平に大音響が響き渡る。


メンバー 山川(単独)
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長野(5:50)===焼山温泉駐車場(8:10-8:35)---アケビ平始まり(9:40)---吉尾平(10:40)---

前烏帽子岳(11:40-12:10)---早川(13:05-13:15)---焼山温泉(13:40)====長野

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今日は焼山ヘリスキーと日程が被ってしまった。
ヘリスキー放山方面に上がるので、アケビ平方面にいけばまあ静かだろう。
先行するパーティーが一つ


海谷も人気になった。アケビ平にはテント2張
吉尾平方面にもトレースはきっちりついている。
「冒険の扉」のaoaoao1225さん命名の「悪魔のダミアン峰」阿弥陀山が
正面に登場 まさに言い得て妙


3時間少々で前烏帽子のピークに到達
ピーク自体は丸っこい穏やかな様相
でも見下ろす滑降斜面は結構急!

ご本尊 烏帽子岳 眺めるにはよいが、フツウの神経だったら滑れないだろう
11時ころからブロック雪崩頻発!一時雪煙につつまれてしまう!



頂上直下の快適斜面 
最上部は1m位の段差を飛び下りてドロップ
でも雪が重く、いっしょーけんめい踏み込んでようやくターン

焼山温泉から西を眺めてもっとも目立つ大斜面が前烏帽子岳だった・・・
下部も結構滑れるんだが、地形がやや複雑で、ヘンな沢に入り込むと
アップダウンが大変!沢は深くえぐれているので絶対に落ちないよう
注意が必要だ。落ちたら簡単には上がれない。

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