ヤマボク タコチコース 2014年1月13日(月)
 トップページへ


私が基礎スキーに熱中していたころ、長野県高山村に山田牧場スキー場というのがあった。
マイナーだった・・・
一回だけ、職場の忘年会が山田温泉で行われたことがあり、そのとき滑りに行った。
マイナーだった。それ以来行ってない。

それが今、いつからだろう、「ヤマボクワイルドスノーパーク」という名前に変身!
変わったのが名前だけだったら、まあどうでもいいんだが、「圧雪しないスキー場」として、パウダーフリークから、
注目を集めているというではないか?!
「パウダーなんて山の中にいけばいくらでもあるよ」そう思っていたが気にはなっていた・・・
このコンセプトはARAIを思い出させる。WEBサイトを見ると、少々ノリが軽いものの、興味を引く設定ではある。

そんなヤマボクに「タコチコース」というのがある。山田牧場のゲレンデから山田温泉のゲレンデに下降するもの
で、スケールこそ標高差800mとそこそこあるが、管理されたコースの滑降であり、山スキーとは言い難い。

でもこういうコースは使いようによってはなかなか楽しめる。北志賀の「竜王越え」みたい・・
行ってみよう!
今回、ガイドツアーに参加した。自分で行けないことはないと思ったが、ヤマボクのスキーガイドが、どんな案内を
するのか、興味があったからだ。というか、ガイドネタをパクろうと思ったのだ(すみません!)


メンバー  山川
*=================================================================================================*

ヤマボクワイルドスノーパーク第3P(9:55)---ガイドツアースタート(10:35)+++スキー場トップ---タコチコース入口(10:50)

---山田温泉キッズスノーパーク(12:10-13:30)==(シャトルバス)==ヤマボクワイルドスノーパーク(13:55)

*==================================================================================================*


タコチコースの入口

寄り道をしていたら、ヤマボクの駐車場にたどり着いたのは10時近かった。ガイドツアーの申し込みは10時まで、スタートは10時半だ!

大慌てでスキー学校に電話を掛ける。「参加したいんですが、まだ間に合いますか?」
「もうゲレンデにいるんですか?」
「駐車場です」
「なるべく急いできてください」

大急ぎで身支度を整え、スキー学校へ
参加費とシャトルバス代¥2300円を支払い、リフト券を買って集合場所へ

ガイドツアーの参加者は本日5人 内訳はアルペンスキー3名 テレマーク1名 ボード1名だ。

一般的にこういったツアー物の参加者はビギナーが多いんだが、今日の参加者をちらっと見る限り、完全なるパウダー狙いのツワモノの雰囲気が濃厚

挨拶をすませ、リフト2本乗継ぎスキー場トップへ
林道を少したどり、いよいよタコチコースへ突入

コースは林道を滑る部分が多く、その間のショートカット部分でパウダーを滑ることができる。

今日は昨日のシュプールがリセットされていなく、結構あれていた。それでも標高が高いせいか雪は軽く、まあ楽しめる。
パウダーを滑ることだけが目的であれば、ヤマボクのゲレンデにいた方がたくさん滑れるかも・・・
でも「旅」としてのツアーはやはり楽しい。



参加者は?といえば、第一印象のとおりツワモノで、みな踏んでない部分を探して突っ込んでいく。

転倒する人などいない。
ガイドのイントラいわく、「今日の皆さんは百戦練磨ですね〜」

樹氷が美しい。



本日参加の皆さん すげえロッカー板!すごそうでしょ

ガイドのKさんは私と同じ年で、まあ世間話の話題があう。
本業はサラリーマンで、土日スキーのイントラ、っていう環境も私と似たものがある。

正味1時間半ほどで山田温泉スキー場へ
シャトルバス時間まで1時間半近くある。その時間を滑ってつぶそうと思っていたが、ここにはリフトがない!!
子供用の「スキートロイカ」というソリゴンドラみたいなものしかない!
無理にすべるほどのこともないので、ゲレ食で昼飯をくってゆっくりする。


さて「タコチ」いったい何か???蛸?血?
それを調べまくったサイトがあった。役場にまで聞いたそうだが(ご苦労様です)それによると

「・・・「たこち原」は、昭和初期は家畜の餌用の草刈り場でしたが、その後、スキーツアーが行われるようになり、いつの頃からか「タコチコース」と呼ぶようになったそうです。以前からも同様のお問い合わせをいただいており、地域の皆さんに聞いたり、いろいろな書物を読み調べたりしていますがいまだ判明しておりません。今後も調査を続け、皆さんにお知らせできるよう努めていきたいと思います。

 トップページへ