関田山脈 袴岳(1135m) 2014年1月26日(日)
トップページへ
|
|
メンバー yama(ソロ)
*=================================================================================================*
斑尾赤池手前駐車スペース(9:20)---袴池(10:00)---袴岳山頂(10:55-11:35)---袴池---駐車スペース(12:55)
*==================================================================================================*
|
|
|
今日の雪はとてもパウダーとはいえない、湿ったトリモチ雪である。 ラッセルだったら苦戦だが、昨日のトレースがあり、楽勝である。 いったん右手、尾根上のピークに登る。クラストしているとスノーシューでは苦労する急な斜面があるが、今日は普通に上がれる。 シールを付けたままで、袴池までズルズル滑降。 袴池の手前では、まだ水が見えているところがあるので要注意。 格別危険ではないが、注意するにこしたことはない。 |
|
雪は一層強く、湿り気を帯びた重い雪。 下見というお役目がなければさっさと降りてゲレンデで滑りたい雰囲気。と最初は思ったが、雪のブナ林も思いのほか美しいのである。 |
|
トレースがあるので、夏とあまり違わない時間で、袴岳山頂に着。 もちろん妙高も黒姫も見えない。見えるのは山頂周辺のぶなとダケカンバのみ・・・ 先週の「冬の安全講習会」の復習もかねてツェルトを張って休憩。 適当な木があるので7〜8分で張れた。まあまあか? 山頂の積雪はちょうど200cm。もっと多いと思ったんだが今年は少な目か? 今日はだれも上がってこない。 |
|
シールを外して滑降。 ベースにモナカ雪があり、パウダーとは言い難いが、表面につもり始めた雪が軽いので、まあまあ快適にターンできる。 スキーだと1〜2分でコルまで降りてしまう。 そんなに長い登りではないので、次のピークまでツボ足で上がってしまおうかと思ったが、いざスキーを脱ぐと、膝上まで沈み、とてもやってられん! 面倒だけどまたシールを付けてピークまで登る。 次のピークは視界が悪いと少々厄介で、登ってきたルートは、右に30度くらい方向を変えないといけない。 スキー向きのルートを探したかったので左方向に向かい、北面の林道に降りたかったのだが(上の地図の黄色矢印)、このあたりから気温が下がり荒れてきたので、少々不安になり、往路を戻ることにする。 風も強くなってきた。 |
|
そのまた次の登りもツボ足ではやってられず、シールを付ける。 袴岳が鍋倉のように人気スキールートにならないのは、小さなアップダウンが多いからだな・・・。 |
|
通称「袴が丘」付近は風の通り道なのか、霧氷も発達が著しい。 風も猛烈に強い。顔、凍傷になりそ・・・・ ちなみに天気がよいとこんな感じです。・・・・ |
|
袴池からはほぼ平坦だと思ったので、シールなしで歩いていくが、けっこう細かい凹凸があり、苦労する。シール着けちゃった方が楽かも・・・・ でもそうすると、豪快な滑降といえる部分はほとんどないね・・・ スキールートとしてメジャーにするには、連続して滑れる新ラインを北面に開拓する必要があるでしょう。 車に到着するころには20cmほどの積雪になり、登りトレースは消えかかっていた。 スタックしないよう慎重に車をだし、帰路につく。 |