黒姫山麓 種池林道(ステップカットソールのテレマークによる林道ツーリング)  2012年12月02日(日)
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昨日から12月。寒気が入って山は雪になった。シーズン初めには、ウロコ板を引っ張り出し、林道クロカンが楽しい。
林道クロカンは、厳冬期にはラッセルになってしまうし、快適に楽しめるのは、残雪期か、新雪がほどよく積もったいまごろだ。
妙高や黒姫の山麓には、ちょうど良い林道がいくらでもある。

この「種池林道」もそんな林道の一つで、黒姫の南山麓を巻いている。野尻湖周辺のフィールドでガイドをする、サンデープラニングさん
というガイドオフィスが、歩くスキーのプランとして実践しているようだ。
黒姫北山麓の御巣鷹林道と組み合わせれば、「黒姫山麓一周」なんてこともできそうだ。

今日は午後、ガイドの会合が妙高であるので、それに合わせ、林道を適当なところまで歩き、早めに下山する。


メンバー 山川(単独)
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種池林道入口(10:35)---種池林道1140m地点(12:40)---種池林道入口(13:25)
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県道からの入口 車は50mほど先のスペースに駐車可 

黒姫から、県道 信濃信州新線を戸隠に向かう。
一杯清水の店を過ぎ、雪原を右に見送ったあたりで、右手から林道が合流している。これが種池林道。合流する地点はさえない印象だが、すこし上がれば、カラマツ林をいく気持ちのよい林道に変わる。

概ね緩い登りで、帰りはほとんど滑ってこられる。
サンデープラニングさんでは上部まで車で上がり、下り一方でここまで滑ってくるプランで実践しているようだ。
送迎さえあればしてもらえるなら、それが楽しいだろう。

途中、林道に大きな動物の足跡あり。丸太を突いたような丸い足、前方にかすかに残る爪の跡、うーん熊だなあ・・・・
できればハチアワセしたくないので、声を出しながら進む。
熊は、コウモリやヤマネのように体温が下がりきって冬眠するわけではないようで、いわゆる「冬籠り」に過ぎないので、気が向くと時々出歩くようだ。

1140m付近まで上がると12時40分、そろそろ引き返さないといけない時間なので、シールを外して林道を戻る。行きのトレースがついているので概ね滑って下れる。
スキーの季節到来だ!


杉林とカラマツ林が交互に現れる中を緩く登っていく

林道はスキーのための道ではなく、当たり前だけど林業のための道

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