無雪期の頸城のおもしろスポットC
明星山 ヒヨドリ池を探る
 2008年11月15日(土)
 トップページへ


メンバー  山川(単独)
*==========================================================================================*

ヒスイ峡(8:25)---ヒヨドリ池(11:30-11:55)---サカサ沢---ヒスイ峡(14:05)

*==========================================================================================*

頸城 明星山(ヒヨドリ池を探る)  2008年11月15日

25000分の1地形図の「小滝」を見ると、明星山の竜護尾根取り付きあたりの裏手に「ヒヨドリ池」と名前のついた池があるのをご存知でしょうか?
ネットで「ヒヨドリ池 明星山」と検索しても、それらしい記録は何もヒットせず、唯一残雪期に岡から往復した記録が見つかった。また、佐伯邦夫氏の著書「会心の山」に1962年11月にここを訪れた記録がある。前から気になっていたのでいってみた。

地図を見ながら藪を突破していったのだが、池を一周してみると池の南端から踏み跡が見つかった。帰りにその道をたどるとサカサ沢登山道に出られた。少数ながら訪れる人もあるようである。
池そのものは静寂を保っているがとりたてて美しいわけではなく直径50mほどで、沼のようである。佐伯邦夫氏の紀行文にある造林作業小屋は、四十数年経過した現在は跡形もない。一般の人にはすすめないが、頸城ファンなら行ってみてもよいだろう。
木々の葉が落ちるこの時期が適期で、夏は藪蚊とアブの襲撃になりそうだ。

ルートはサカサ沢登山道をたどり、竜護尾根と岡方面の分岐を岡部落方面に入る。下りになる少し手前にT字に分岐する地点があり、これを左折するのがヒヨドリ池へのふみ跡である。
しばらく山腹をいくが途中から尾根に入り、960mピークの南西にあるコブから左(西)に折れる。峠状のところから北に向かうとヒヨドリ池南端にでる。
トップページへ