NOVAを選んだ理由

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 就職に失敗し、留年を決めた99年6月中旬、留年の穴を埋めるための箔として、TOEICのスコアはかなり有効であると思われました。そこで同時に実際に使用できる英会話も学ぶために、と英会話学校を探すことにしました。TOEICの専門学校も考えたのですが、TOEICのスコアだけを上げても実用的ではないし、英語が話せるようになれば海外に行っても心配は少なく、また多くの文献を苦労せずに読めるようになるだろう、と思ったのです。

 私がNOVAの門を叩くことになった理由は、2つあります。
 まず、先生がネイティブ・スピーカーだということ。中には文法を日本人教師、会話をネイティブに任せるという学校がありますが、文法もネイティブに教わってネイティブの感覚を身につけたほうがいいと思ったからです。
 そして、1クラスの人数が3人以下ということ。だいぶ前にECCに行っていた人の話によると、8人クラスではがめついぐらいに出ていかないとしゃべるチャンスがないとか。3人レベルなら授業が生徒一人に独占されることもないだろう、と思ったからです。
 実際授業を受けていて、その点は十分満たされていると思います。

 初めてNOVAに行ったとき、とりあえず資料を見るという形で、良ければそのまま契約してしまおうという心づもりでした。授業システムについては問題なく、自動車教習所のように自分の好きな時間に予約が取れる制度も魅力でした。あとは費用の問題だけ。
 NOVAの授業料はポイント制になっていて、授業一回につき1ポイントを消費、先生1人を独占するプライベートレッスンやTOEICレッスンは3ポイントを消費するのです。ポイントはある程度のまとめ買いをすることになっていて、70ポイントから600(でしたっけ?)ポイントまであり、ポイントが大きいほど1ポイントあたりの単価が小さくなります。その最低価格が宣伝されている「1授業あたり1300円」というわけです。ちなみに70ポイントでは2550円となります。それと、授業とは別に英語を話すための「VOICEルーム」というのがあり、午後からの半日、先生と数人の生徒で様々な話をする場所なのですが、ここの利用権をセットで買う、というシステムになっています。これも回数券制で、1回あたり2000円以下(これも枚数が多くなればやすくなる)で一日英語を話す場所が手に入ることになります。それにテキスト代が1万円ほど。入学金2万円は無料で(いつでも、というわけではないらしいですが、私が契約したときはそうでした)、またVOICE使用権料5万円もレッスンのポイントとセットで買うことで無料になる、ということでした。
 で、総額でいくらになるかは、その人の現在のレベルと、いつ頃どのレベルに到達したいかという目標により、週どのくらいのペースで通って何ポイント消費するかを割り出し、見積もりされることによって決定されます。で、注意したいのは、リスニング・リーディングのテストと見積もりに少し時間がかかること、このテストだけ受けて行かないことにすると、検定料をいくらかとられることです。
 私の場合は「1月の時点でTOEIC700オーバー」という明確な目標があったので見積もりもスムーズに進み、50万から70万まで3つのプランが見積もられました。
 あとは家に帰って「財務省」……親との相談というわけですが、無事全面的な資金援助をとりつけ、70万のプランで契約することとなりました。
 全部で330ポイント、VOICEチケットが10枚つづりを一つ。だいたい1レッスン2000円ぐらいで、週3、4回にTOEIC対策を積極的に取ってもまだ余裕があります。
 友人の話によると、大手英会話学校のレッスン単価は平均して3000〜4000円だそうで、かなり割安だそうです。その分安い労働力に頼ることになり、先生の質があまりよくない、というのが一般に流れている情報だそうです。

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