■西東京市市内大会  
 
■決勝戦  
 
2005年10月30日 於:田無三中
 
TEAM
1
2
3
4
5
6
7
8
9
田無三中
2
0
0
0
1 0 0    
3
青嵐中
1
0
0
1
0 0 2X    
4
小松(2回)→渡邉(3回)→里山(2回)―田村
 
逆転サヨナラ!二年連続優勝!!宮田、殊勲のタイムリーヒット!!!
小松、公式戦初先発。しかも決勝。強いプレッシャーだったのか。
1回表。いきなり先頭打者にデッドボール。続いて四球。送りバントを決められ、投前にスクイズをされ、これが2ランスクイズになった。1点はしかたないが、2点目は余計だった。苦しい試合展開になった。1回裏。先頭の山本四球・2盗。渡邉送りバント。里山が三遊間を破った。すぐに1点を返したことで、選手も落ち着いた部分があったと思う。しかし、2回表も小松は四球を2個出し、不安定だった。2死1・3塁になったが、田村が1塁ランナーの2盗を刺した。いいプレイだった。2回裏。宮田、河上健出塁し、無死1・2塁。小松もスリーバントを決め1死2・3塁になったが、スクイズをはずされ、また山本もいい当たりのセカンドゴロに倒れ、無得点。流れは田無三中だ。3回表から渡邉に投手交代。仕方ないだろう。
4回裏。1死後、宮田がデッドボール出塁。悪送球で1死3塁。赤坂の内野ゴロで同点に追いついた。最終回裏への伏線があったのかもしれない。しかし。5回表。四球、送りバント、ワイルドピッチで1死3塁のピンチ。ここでエンドランを決められ、再びリードされた。打球は力なくピッチャー前に転がっただけだったが、それまでまったく合っていなかった打者が喰らいついてバットに当てた。執念があった。この辺に田無三中の指導・練習成果が出ていたように思った。
6回表から里山登板。きっちり抑えた。流れを作ったか。7回裏、最後の攻撃。青嵐は好打順1番山本から。その山本四球を選ぶ。2番渡邉も四球。それまで淡々と丁寧に投げていた田無三中のピッチャーに、青嵐の押し寄せるようなプレッシャーがかかった。1死後、4番田村も四球。よく我慢して見極めた。満塁。5番河上康の時、ワイルドピッチ。
山本がホームベースに頭から滑り込んで、同点。2死になり、ここで代打赤岡。またも打つべき球は来ず、四球。赤岡もよく我慢したと思う。球威はもうなかったから。
宮田が打席に入った。宮田はストライクを積極的に打ちにいった。この姿勢が良かった。ピッチャーも開き直り、投げ込んできた。2死満塁2ストライク3ボールの6球目。宮田の打ったボールは快音を響かせて、レフト前に飛んで行った。

打って決めた。これがいままでいまひとつもどかしい戦い方だった青嵐選手を脱皮させるきっかけになりそうな気がする。

おめでとう!春を待っている。

「男・中村」より、一言。
良いプレイ、がんばったプレイにはチームで盛り上げよう。
report:ナベ
 

■準決勝戦  
 
2005年10月30日 於:田無三中
 
TEAM
1
2
3
4
5
6
7
8
9
保谷中
0
0
0
0
0 1 0    
1
青嵐中
1
2
0
0
0 0 X    
3
 
河上康(6回)→里山(1回)―田村
 
河上康、公式戦初登板。6回を1失点で切り抜けた。初回の1死満塁のピンチを無得点に抑えたことが好投に繋がった。その裏、青嵐は1番山本・2番渡邉・3番里山出塁の後、5番河上康が押し出し四球を選び、先制。2回裏には赤坂の四球をきっかけに、里山のライトへの犠牲フライ、山本・渡邉のコンビによる好走塁で2点追加し、試合の主導権を握った。6回表は2死から得点されたが、里山が抑えに回り、逃げ切った。
河上康は肘を少し下げ、サイド気味に投球フォームを変えたことで、コントロールが格段によくなり、変化球も切れてきたとのこと。
青嵐は前試合で完敗した保谷中に雪辱した。今後のためにも負けられない試合だった。その意味でどんな形でも勝たなければならなかったが、収穫の多い試合だったと思う。
report:ナベ
 

■2回戦  
 
2005年8月28日 於:田無二中
 
TEAM
1
2
3
4
5
6
7
8
9
柳沢中
0
0
0
0
0 0 1    
1
青嵐中
0
1
0
1
0 0 X    
2
 
里山(7回)―田村
 
青嵐、辛勝!初の公式戦、勝利で飾る!
青嵐中は昨年の優勝でシードされた。
柳沢中は午前中に行われた1回戦の相手、田無二中を1対0で破ってきた。柳沢中は合宿の練習試合で見た限りだとチームが出来あがるにはまだまだ時間がかかりそうな気がしたが、短期間でチームがまとまっていた。その時は青嵐とは随分な実力の差があると思ったが。特に投手が成長していた。
青嵐はなんとか逃げ切った。正直やれやれ、とう言う感じ。 ある選手の試合後の感想。
「最終回は守っていて、超緊張した。勝って良かった。里山の頑張りのおかげ。みんな硬かった。柳中の二番手の投手は思ったより良かった。こんなに打てないとは思わなかった。あー、良かった。」 青嵐の二点は走塁ミスが結果オーライで得点になったもの。球運があったか。運も実力のうちか。
ヒットは赤坂・里山・山本の3本のみ。ゆさぶりもうまくいかなかったが、青嵐のミスを柳中がまたミスをしてくれた。
里山は球威十分、変化球も切れていた。6回までは、付け入るスキがなかったと思う。最終回は柳中のベンチからプレッシャーをかけられ、少し動揺したか。しかし、それを乗り越え、結果を出したことが里山にもチームにも良かったと思う。今日の勝利は精神的にも今後に大きく影響するだろう。
report:ナベ
 
* 西東京市大会の準決勝・決勝は日程の都合上、都新人戦大会の後、10月になります。
その新人戦は9月11日(日)からです。
がんばれ!青嵐!
 
 
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