錆こそ完全なるブレーキ

アイギスさんアイギスさん、どうしたの。

綾時さんがわたしの最終ラインを超えて接近中であります。

綾時くん綾時くん。友人として忠告するけどそれ以上はやめたほうがいい。実弾10発装備してるよ、彼女。

やあ、それを上回る喜びがあるよね。アイギスさんのこんなに近くにいられるって初めてだしさ。君もどう?

余波を食らいたくないから遠慮しとく。

リーダー。命令を。

ねえアイちゃん。たぶん綾時くんも悪気があるわけじゃないんだよ。悪ノリしてるだけで。

命令を。

止めたよ。俺は止めたからね。後で文句言わないように。

いいとも。覚悟の上だからね。

アイギス戦闘モード 正面から射撃開始 7弾残で左翼より追撃3 再度左翼展開背後から追撃3 アイちゃんが始めるぞと思ったそのときからカウントスタート。

了解であります。カウントスタート。

ねえねえなんで一発銃弾が残ってるのか尋ねても?

ああ、それはねえ保険。

命を助けるための保険じゃないねそれは。

大丈夫一応死なない と 思う。

射撃開始であります。







これくらいの温度差でひとつ
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