覚せい剤
シンナー(有機溶剤)
せき止め薬
マリファナ
マジックマッシュルーム
MDMA(エクスタシー)
LSD
ヘロイン
コカイン
睡眠薬
抗不安剤
アルコール
・・・など
薬物依存症者の傾向
- 訳のわからない言動(幻覚・幻聴による)
- 同一話題の繰り返し(くどくどと同じことを話し続けたり、考え続けている)
- 他者に対する二面性(従順・攻撃)
- 生きていく事がどうにもならなくなってる自分を認めない(否認)
- 守れない約束を繰り返したり、その事に対してつじつま合わせをしようとする(嘘・言い訳)
- インスタント食品やジャンクフード等ばかり食べ続ける(食生活の単一化・食欲の減退)
- わがままばかり言い続ける(自己中心的)
- 学校等の不登校、仕事の欠勤が続く(職場内における対人関係のトラブルなど)
- 興味・趣味の減少、また一つの事柄へ異常な関心を持つ(ひきこもり)
- 金遣いが荒くなる(借金・窃盗等)
- 感情の制御(ブレーキ)の喪失(怒りやすい・傷つきやすい)
- 罪悪感や自己憐憫に溺れる(自分を憐れむ)
- 親しい順に友人が離れていく(孤独になる)
- 理由なき不満(やつあたり)
- 体調の不全(異常に痩せる・身体機能の低下・病気等)
- 嫉妬妄想の出現(他者の言動や行動に過剰な反応をする)
- 不信感ばかり持ちイライラしている(他者を信じず・自分自身も信じられない)
- 道徳観の低下(モラルの欠如)
- 睡眠時間の激減(朝寝坊・夜更かし)
- ぼーっとしてる・物忘れが多い(思考力の低下)
- 突然恐怖、不安感におそわれる(妄想)
- 他力本願的な考え(根拠なく誰かが助けてくれると思っている)
薬物(合法、非合法問わず)を、必要以上の量、本来の目的を離れて使用することを『薬物乱用』といいます。乱用される薬物の多くには共通の特徴があります。それは、摂取した人に何らかの満足感や快感を与え、再び摂取したいという欲求を起こさせる作用です。
薬による快感の体験から、もう一度同じ快感を求めて再使用してしまうことが乱用の始まりです。繰り返し使うことによって体内に耐性が形成され、使用量、使用回数が共に増え、深みに陥っていきます。このように精神的にも身体的にも薬物に依存した状態を『薬物依存』といいます。この時点ですでに、薬が切れるといてもたってもいられない強い欲求が起こり、禁断症状が現れます。薬の奴隷と化し、人格も身体もむしばまれた『薬物依存症』となってしまうのです。
精神(=心)をコントロールする薬物は、ストレスの多い現代社会に蔓延しており、したがって薬物依存症者も増えている状況です。