そこに、どのように来たのか記憶にないのですが、両脇に８小と１中（八王子市立）がありました。

右に８小、左に１中。周りには家らしい家もなく、一面の畑でした。

幼い私はトボトボと歩いて行ったのでしょう。・・・石川方面に向かって、小宮を背にして。・・・

しばらく、進むと松林に囲まれた牧場がありました。中には十数頭の馬が優雅に走ってました。

その牧場の場所は、高倉町か大和田１丁目か旭ヶ丘小のあたりか、はたまた中央公園のあたりか？

そのあたりだったと思いますが。確かに牧場があったと思います。

しかし、後に誰に聞いても知らない・牧場はなかったとの返事だけでした。

幼心に、”　あの牧場の中で優雅に走っていた馬の姿は夢ではない、現実だ。”

そんな思いが、常に頭の中をよぎっていました。

数年前、その辺りに往診に行った際、年配の方に「この辺りに昔牧場がありましたよね？」と

尋ねたところ、答えは知らないでした・・・・・・・・・・。