巻頭言 

「出番はいつですか?」

マタイによる福音書211-3

 聖書の中で、いくつかの動物が登場します。羊もとても大切な聖書中の動物ですが、それ以外に「ペテロの3度の否認」のところでは、鶏が大事なところで鳴きます。マタイによる福音書2669-75

 また、神殿税をめぐっての話では、銀貨をくわえた魚が針にかかります。マタイによる福音書17章24節~27節)

 それぞれの動物が、聖書の中で、生き生きと、しかも大切な役回りを演じているのです。私たちは、この世の中で、また、この教会の中で、どのような役回りを引き受ける必要があるのでしょうか。

 先日、田中先生がメッセージの中で、八木重吉の詩を紹介されました。

 雨     八木重吉

雨のおとがきこえる 

雨がふっていたのだ

あのおとのようにそっと 世のためにはたらいていよう

雨があがるように しずかに死んでゆこう

自分の役割何なのか、もう一度神様の前で、考える時をもちたいと願います。

 また、(マタイの福音書21章1~3では、子ロバがイエス様のためにすでに用意されています。神様はすでにずっと以前から、私たちにも新しい牧師を用意して下さっていると思います。そのことを信じて、弟子たちが子ロバを探しあてたように、私たちも新しい牧師を早く探しあてたい、と願うものです。

2013年1月25日  (過去メッセージのリンク)
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