巻頭言
「出番はいつですか?」
マタイによる福音書21:1-3
聖書の中で、いくつかの動物が登場します。羊もとても大切な聖書中の動物ですが、それ以外に「ペテロの3度の否認」のところでは、鶏が大事なところで鳴きます。(マタイによる福音書26:69-75)
また、神殿税をめぐっての話では、銀貨をくわえた魚が針にかかります。(マタイによる福音書17章24節~27節)
それぞれの動物が、聖書の中で、生き生きと、しかも大切な役回りを演じているのです。私たちは、この世の中で、また、この教会の中で、どのような役回りを引き受ける必要があるのでしょうか。
先日、田中先生がメッセージの中で、八木重吉の詩を紹介されました。
雨 八木重吉
雨のおとがきこえる
雨がふっていたのだ
あのおとのようにそっと 世のためにはたらいていよう
雨があがるように しずかに死んでゆこう
自分の役割何なのか、もう一度神様の前で、考える時をもちたいと願います。
また、(マタイの福音書21章1~3節)では、子ロバがイエス様のためにすでに用意されています。神様はすでにずっと以前から、私たちにも新しい牧師を用意して下さっていると思います。そのことを信じて、弟子たちが子ロバを探しあてたように、私たちも新しい牧師を早く探しあてたい、と願うものです。
2013年1月25日 (過去メッセージのリンク) |
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