巻頭言 

わたしたちは神様の宝物」申命記7章6~8節

あけましておめでとうございます。新しい年を神様の礼拝から始められることを感謝します。今年一年、皆様の上に神様の恵みがありますようにお祈りします。

「あなたは、あなたの神、主の聖なる民である。あなたの神、主は地の面にいるすべての民の中からあなたを選びご自分の宝の民とされた。主が心引かれてあなたを選ばれたのは、あなたたちが他のどの民よりも数が多かったからでない。あなたたちは、他のどの民よりも貧弱であった。」

神様は私たちを「宝の民」と言われます。宝は金銭的な財宝です。みなさまも何らかの宝をお持ちだと思います。神様はなぜ私たちを「宝」と言われるのでしょう。「心ひかれて」と御言葉にあります。これは恋愛感情みたいなものです。私たちに惚れ込んで好きになってくださったのです。どうして、惚れ込んで好きになってくださるのでしょうか。「どの民より貧弱であった」からだと言われます。日本で1%に満たないクリスチャン人口は少数民族のようで『貧弱な存在』といえます。これは私たちが、もっとも貧弱な存在であるから、格別に私たちを見ていてくださる、特別な存在として下さることです。今年も私たちは、家庭に学校に会社にこの世に遣わされていきます。遣わされる場所において少数派で貧弱であっても「宝の民」として特別な存在として愛していてくださいます。そして、そのような存在であるからこそ、神様は、目を注いでおられ、たいせつな存在として用いてくださるのです。

私たちは、「あなたは、私の宝の民なのだ。」と言って下さる神様を信じて、イエス様とともに歩んでいく2015年にしましょう。

松倉善浩


 

2013年1月4日  (過去メッセージのリンク)
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