<巻頭のことば>

「教会の栄えることを祈り合います」テサロニケ51213

「教会の約束」から「私たちは、主イエス様にある兄弟姉妹の愛をもって愛し合い励まし合い、互いに喜び悲しみを分かち合います。私たちは、主の日の礼拝、そのほかの教会の諸集会につとめて出席し、教会の交わりのきよくなること、栄えることを祈ります。」

 「愛をもって心から尊敬しなさい」今私たちの教会は牧師をお迎えするために準備をしております。その中心となっているのが執事の皆さんです。今日の聖書にはこう書かれています。「兄弟たち、あなたがたにお願いします。あなたがたの間で労苦し、主に結ばれた者として導き戒めている人々を重んじ、またそのように働いてくれるのですから、愛をもって心から尊敬しなさい。」(テサロニケ一5:12〜13) 私たちは田中先生のご奉仕と執事の皆さんのお働きに心から感謝し、主のみ名を讃美いたします。

「成熟した人間になりなさい」教会とは主を信じて救われた人々、また救いを求めて来た人々の群れです。コリント一12:27にあるように、私たちは「キリストの体」であり、一人一人はその部分です。またコリント一14:40には「すべてを適切に、秩序正しく行いなさい。」と命じています。そのため教会の指導者が立てられたのであり、教会員はいろいろな面で奉仕にあたっているのです。パウロはエフェソの人々にこう告げました。「ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を福音宣教者、ある人を牧者、教師とされたのです。こうして聖なる者たちは奉仕の業に適した者とされ、キリストの体を造り上げてゆき、ついにはわたしたちは皆、神の子に対する信仰と知識において一つのものとなり、成熟した人間になり、キリストの満ちあふれる豊かさになるまで成長するのです。」エフェソ一4:11〜13)

 「兄弟愛をもって」私たちは「導き、戒める」働きを教会の指導者として立てられた兄弟姉妹に委ねています。しかし私たちの間でもお互いに忠告や助言を受けることがあります。間違いを正される時には、牧師、執事、一般信徒とかは関係ありません。私たちは兄弟愛をもって、自分自身を主のみ前に置き、自分の足らなさ罪深さを認識しながら、聖霊のお力も受けながら、互いに主からいただいたものを活かし、奉仕を続けて行こうではありませんか。

                              川平朝清

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2013年9月21日  (過去メッセージのリンク)
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