「み言葉を宣べ伝える」テモテへの手紙二4:1~5
●教会の使命・・・
新しい会堂が出来上がり、多くの方々から祝福の言葉をいただきました。
この新しい教会が、今まで以上に、主のみ旨である「御言葉を宣べ伝える」教会となることを主は求めておられます。
●教会とは・・・
聖書(福音書)で、イエスさまが「教会」という言葉を使われた箇所は2か所(マタイ16:18 と、マタイ18:15~)だけのようです。
イエスさまは教会という建物にはあまり興味を示さなかったようです。
イエスさまが「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」(マタイ16:15)との問いに、ペトロが、「あなたはメシア、生ける神の子です」と答え、その答えを祝福し、「あなたはペトロ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。」と言われました。ペトロとは岩という意味で、がっしりとした岩の上に教会を建てると言われました。
その岩、すなわち教会の基礎となるのは、「イエスを神の子、救い主」と言い表す信仰の告白です。聖書でいう教会とは、建物ではなく、教会という群れ、信仰を生活の土台としたひとり一人が、主によって集められた群れ、それ自体を教会と言っているのです。
「二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」(マタイ18:20)ここでも教会とは、イエスさまの名前によって集まり、イエスを救い主と告白する群れが教会だと言っておられます。
●「御言葉を宣べ伝える」・・・
それでは、その教会、すなわち「イエスを救い主と告白する群れ」である私たちに、この新しい教会堂を用いて何をしなさいと、神さまは言っておられるのでしょうか。
イエスさまは、「あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。」(マタイ28:19)と言っておられます。
テモテへの手紙二4:2では「御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい」とパウロは私たちにも命じています。
礼拝をはじめとするすべての集会で、また、教会の外、家庭で、職場で、生活の中で、御言葉を宣べ伝える時、イエス・キリストがともにいて下さり、ともに働いて下さるのです。
折がよくても悪くても、御言葉を宣べ伝えていく群れ、それが教会です。
(内田一郎)
2013年7月14日 (過去メッセージのリンク) |
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