2010年1月24日

 「聖霊に満たされて」 使徒1:8 

 「しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」

 今回のメッセージの結論は「聖霊に満たされて伝道しよう」です。伝道するのにふさわしいクリスチャンは誰でしょうか?牧師でしょうか?クリスチャン団体のスタッフでしょうか?全てのクリスチャンが,神様を信じた瞬間から伝道できます。「わたしの証人となります」とありますが、ここでは牧師や宣教師、聖書の専門家とは言っていません。

 私たちの伝道の対象は家族や友人から始まり、日本のノンクリスチャン全てです。私たちの伝道のゴールは友人や地域の人々だけではありません。全ての人々に福音が伝わり、その1人1人が救われることを願わなければなりません。

 なぜなら、多くの人々が生きる意味を知らずに傷つき、人間関係で苦しみ、引きこもり、家庭が崩壊し、リストカットや自殺をしているからです。これでは希望がありません。しかし私たちには永遠のいのちの希望があります。無理に伝道するのではなく、神様から力を受け、伝道の機会を与えていただきます。

 いつの日かクリスチャン人口が増え、福音が伝えられるだろうと安心することは出来ません。なぜならこの世代に伝道できるのは、この時代に生きる私たちだけなのです。

 パウロは第1コリント2:4−5で「私たちの伝道方法は御霊と御力の現れです。」と言っています。御霊と御力は神様が表して下さるのです。私たちの計画やプログラムでは限界があります。新しいアイディアだけでは全ての人々に届くことは出来ません。

 第二歴代誌16:9にあるように、御心と全く一つにならなくてはなりません。使徒1:14に「みな心をあわせ、祈りに専念していた。」とあります。心を合わせ熱心に祈ることが必要です。私達は主を待ち望み、更に聖霊に満たされて、関東・関西・日本の全土および地の果てにまで、福音を大胆に伝えるものでありたいと思います。