2007年4月22日

「パウロと共に知る、喜び祈り感謝」 1テサロニケ5:12〜22

 「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです」16−18 喜びと祈りと感謝はキリストを通して示された神の救いの働きに対する私たちの応答であります。故に順調なときだけ喜び祈り感謝するのではなく、苦難のときにもイエス様の十字架と復活を思い起こし、神の救いに応答する生き方をしなさいと言われます。

 1.いつも喜んでいなさい。パウロは苦難の中にあったテサロニケ教会の人々を励まし、こういう時こそ、しっかりと信仰に立つことを願って、この手紙をテモテに託しました。パウロは彼らに、私たちがいつも喜ぶための基はどこにあるのか、それは、私たちを愛して命まで捨てて下さったイエス様と共に歩む人生にある、更に苦しみ悲しみ痛み、そして死まで克服し復活してくださった力あるイエス様と共にあること。「主を喜ぶことは私たちの力です」ネヘミヤ8:10これが私たちの喜びの土台なのです。

 2.絶えず祈りなさい。私たちがいつも喜びの人生を送るには、連動して祈ることが求められます。それも絶えず祈ること。なぜなら祈りは魂の呼吸であるからです。祈らなくなるということは呼吸がなくなり、クリスチャンとして命がなくなることになってしまうのです。ですから、祈りはしてもしなくても良いというものではなく、絶対に必要なものなのです。私たちは絶えず祈ることによって喜ぶ力を頂くのです。

 3.どんなことにも感謝しなさい。喜びの人生には、祈りと共に感謝の心も必要になります。感謝から怒りや恨み、不平不満は出てきません。また感謝していると傲慢になることもありません。感謝の心は状況によって変化するのではなく、どこに焦点を合わせているかで変わるのです。神に心が向けられ、神に感謝することによって、この世の邪悪なものを吹き飛ばすことが出来るのです。私たちの感謝の心はいつも十字架と復活のキリストの愛に向けられるべきです。