2005年7月31日

「新しい会堂を建てるには」 エフェソ書4章5、6節

 私たちは今新しい会堂を建築しようとしています。それはとても素晴らしい幻ですし、私たちが長年暖めてきたことでもあります。

 神様はどこに新しい会堂を与えてくださるのでしょう。それはとても楽しみなことに違いはありませんが、同時にいくつかの心配もあります。

 今私たちが集っているこの場所に会堂を建てるわけではありません。すでに候補地もありますが、どこになるかはまだ誰にもわからないのです。その場所がずっと便利な所になるかもしれませんし、もしかすると自分の通いにくい所になってしまうかもしれません。また会堂の中身もこれから話し合っていくわけですが、座席の材質から照明、教会学校のクラスの部屋から受け付けロビーにいたるまで、一人ひとりの様々な意見が飛び交うことと思います。

 もしかすると自分と正反対の意見にまとまってしまうかもしれません。

 しかし、誰もがそういうことは当然あることだと理解していても、やはり教会に対する思い入れが強ければ強いほど、願いが叶わないときの落胆は大きくなります。

 会堂を建てることがかえって私たちの分裂につながることもないとはいえません。私たちが喜びで満ちあふれているときこそ、サタンもその隣で好機をうかがっているのです。

聖書はエフェソ4章2節でこう語っています。「一切高ぶることなく、柔和で寛容の心を持ちなさい。愛をもって互いに忍耐し、平和のきずなで結ばれて、霊による一致を保つように努めなさい。体は一つ、霊は一つです。」私たちは、どのような所が神様から与えられても一つとなって、この青葉の地に神様を伝え続けて行きたいと思います。