北八ツ(八ヶ岳の北部)



2003年から2004年にかけての年末年始には、北八ツの黒百合平
からニュウ−高見石−茶臼山−縞枯山と縦走しました。
例年に比べて積雪は少ないようでしたが、霧氷やエビのシッポは見事
でした。


「黒百合平」
元旦の朝です。
昨夜泊まった黒百合ヒュッテをニュウに向けて
出発しました。

「寒空に立つ」
シラビソの木は、寒くないんでしょうかねぇ?

「天狗岳遠望」
ニュウの頂上に着くと、ものすごい強風が吹いて
いました。
全く感覚のなくなってしまった指先を擦りながら
待っていると、徐々に雲が切れてきました。

「天狗岳」
天狗岳は双耳峰で、左側が東天狗岳、右側が
西天狗岳です。

「冬の晴天」


「霧氷」
ニュウから白駒池に向かう途中のダケカンバです。

「冬の森」


「白駒池」
白駒池は、一面真っ白。

「木々も美白?」
やっぱり、白は美の原点!

「茶臼山」
麦草峠に着きました。
左の建物は、今日の宿になる麦草ヒュッテです。

「国道299号線」
標高2120mの麦草峠には、なんと国道が通っ
ているんです。
この時期は通行止めになっていますが、縦走中
に国道を横切るなんて、なぁ〜んか変な感じ。

「シラビソ」
エビのシッポに覆われたシラビソは、寒さに
震えているようでした。

樹林帯の中を歩いていると、汗が噴出すほど暑くなってくるんです。
枝から落ちてきたエビのシッポのかけらをかじってみたら、これが
なかなかおいしいんですよ(笑)。
「茶臼山」
中小場より。

「エビのシッポ」
茶臼山頂上の展望台に出ると、強風のため木も
岩も地面も一面エビのシッポに覆われていました。

エビのシッポは、湿った風が同じ方向からあたる
ことによって、風上方向へ成長します。


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