槍−北鎌−双六



1999年の夏、前年に続いて槍ヶ岳に行きました。
でも、槍の頂上に立つことは目的ではなく、北鎌尾根の上から槍の写真を撮
ろうと思ったんです。
そうは言っても、まともに北鎌を登るのはちょっと大変そうなので、槍沢から
一旦頂上に登って、そこから北鎌に降りて、また頂上に戻るというちょっと
ずるい方法で、北鎌に行ってきました。
「クルマユリ」


「槍沢」


「チングルマ」


「光線」


「硫黄尾根」


「朝の穂高連峰」


「朝の独標」
朝の斜光線が、逆光になって北鎌の尾根を輝かせていました。
これから、北鎌に降りるところです。

「ロープ設置状況」
実は、槍の頂上から北鎌に降りるのは、難しいことではない
のです。
ただ一箇所、チムニー状になっている写真の場所は、ちょっと
やりにくいかも。わたしは、ロープを持って行きました。
残置ハーケンがあるので、ロープを固定できます。

「穂先は近い...」
北鎌から槍を目指して登って来た人にとっては、
ここから、最後の大槍の登りになります。


「大槍と小槍」
大槍直下の急斜面から見上げると、大槍と小槍が仲良く並んで
いました。

「北鎌平」
ここで、テントを張ることができます。

「大槍と小槍」


「小槍」
「アルプス一万尺、小槍の上で...」って歌がありますよね。
いつだったか、テレビを見ていたら、おじさんが小槍の上で、
「アルペン踊り??」を踊っていました。

ちなみに、一万尺とは 、3000mのこと。標高1500mの
上高地には、「五千尺ホテル」がありますね。

「北鎌平より」
北鎌平からみると、独標の手前にもうひとつピークが
あるように見えます。
特に名前は付いていないんですかね?

「諸君頑張れ」
一般コースでは、こういうのあまり見ませんね。

それは、ともかく。誰ですか、ピッケルで突いたのは。

「独標」


「槍」
北鎌から見た槍は、文字通り天を突き刺すようにそびえ立って
いました。

夏山シーズンで賑わう槍沢とは対象的に、わたし以外だれも
居なくて寂しいぐらいでした。
でも、この場所で食べたリンゴが、とってもおいしかったです。

「硫黄尾根」
硫黄尾根の後は、水晶、裏銀座方面です。

「独標」
独標まで行きたかったけど、頂上に戻らないといけないので、
この辺で引き返しました。

北鎌の痩せた尾根は、魅力的でした。

「クルマユリ」
西鎌尾根にて撮影。

「槍穂高連峰」
西鎌尾根を双六小屋に向かう途中です。
北鎌と違って、西鎌は女性的な緩やかな尾根が続きます。

「槍穂高連峰」
槍がずいぶん遠くなり、双六小屋まではあと少しです。
西鎌は、意外に長かった。

「チングルマ」
広角レンズ(Ai Nikkor 28mm F2.8S)での接写。
一風変わった写真が撮れます。
このレンズの最短撮影距離は20cmなので、けっこう
接写に使えます。
ニコンのカメラをお持ちの方、試してみては?

「ハクサンイチゲ」
双六−鏡平間にて撮影。

「たくさんイチゲ」なんて、バカにされることもあるそうですが、
わたしは好きな花なんですけどね。

「鏡平から槍」
鏡平の池から見た槍。
まぁ、ありがちな構図なんですけど、ここへ来たら、
なんか撮りたくなるんですよね。

「鏡平からキレットと穂高」



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