北穂高岳、奥穂高岳



久しぶりに夏の穂高に行って来ました。
お天気もよく、北穂高小屋のテラスからの眺めは本当にすばらしかったです。


「前穂高岳東壁」
徳沢−横尾間にて。

「涸沢の夜明け」


「気分爽快!」
北穂沢を登高中です。

「ヨツバシオガマ」
北穂南稜にて。

「前穂北尾根」


「奥穂とジャンダルム」
右側に小さく見える岩峰がジャンダルムです。

「松涛岩」
北穂テラスから右に曲がって少し行くと、松涛岩が眼前に
迫ってきました。涸沢からは、ほんとに小さくしか見えな
いんですけど、その巨大さに驚かされます。

「槍ヶ岳」
北穂山頂より。ベタ光線なので写真としては今ひとつですね。

南岳の下部に右斜め下方向に走る地層があるのがわかるでしょうか。
槍穂高連峰は、176万年前に大規模な噴火をした槍穂高火山 (カルデラ火山)が
元になっており、火砕流により大量に噴出した火山灰等がカルデラ内部に堆積し
半溶解してできた溶結凝灰岩から成っているそうです。
つまり、この地層は火山灰の堆積の時間差によるそうですよ。

それにしても、槍穂高がカルデラ火山だったなんて驚きですね。


「北穂ドーム」
北穂より涸沢岳に向かう途中です。
重い撮影機材を背負っての岩稜縦走はたいへんです。

「イワベンケイ」
涸沢槍の手前あたりにイワベンケイが群生していました。
大抵は、7月中に花が終わってしまうので、8月に見ら
れたのは珍しいと思います。

「ブロッケンの妖怪?」
涸沢岳の頂上で、いわゆるブロッケン現象がみられました。

中心部の影がカメラを構えたわたしの姿です。
妖怪じゃありませんよ(笑)。

「奥穂高岳」
涸沢岳より。
下に見える赤い屋根の建物が、この日の宿になる穂高岳
山荘です。

「ミヤマシオガマ」
穂高岳山荘の前ですが、誰にも気づかれずひっそりと
咲いていました。

「ジャンダルム」
奥穂の頂上から、西穂方向に見える巨大な岩峰です。

今回は、このジャンダルムの写真を撮るのが目的だったの
ですが、残念ながらこんな写真しか撮れませんでした。
また、挑戦します。でも、いつのことやら(笑)。

「笠ヶ岳」
稜線の少し下に、地層が確認できます。
笠ヶ岳も槍穂高と同様にカルデラ火山だったそうです。
ただ、槍穂高よりずっと古くて、なんと6500万年前
の火山活動です。6500万年前と言えば、恐竜が
絶滅した頃で、日本列島はまだ大陸の一部でした。

「槍ヶ岳遠望」
奥穂頂上より。

「イワギキョウ」
涸沢にて。

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