北朝鮮 工作船


東京の「船の科学館」に北朝鮮の工作船が展示されていました。 下の写真は、公開期間中に撮影したものです。
この工作船は、麻薬の密輸をしていた可能性が高いようです。 このような犯罪行為を国家が行っているという極めて異常で、 危険な国がわが国のすぐ近くにあるということを我々日本人 はもっと真剣に考え認識すべきだと思います。
一方、この船の乗組員は、果たして自分たちの任務に誇りを 持っていたでしょうか? 彼らだって、それが犯罪行為である ことは認識していたでしょう。 日本の巡視船に追い詰められて自爆し、海に没した彼らの死 は、果たして名誉ある死だったでしょうか? 国のために殉じ た彼らの遺骨を北朝鮮は受け取ろうともしません。本当にお 気の毒だと思います。

北朝鮮には、他にも拉致や核開発などあまりにも多くの問題 があります。
それにもかかわらず、多くの日本人は、「平和であることは、 空気よりもあるのが当たり前」と思っていないでしょうか?
そして、「当たらず触らず」という考え方が、政治家、官僚、 また我々一般の国民にもあって、ただ日々の生活に追われて いる。そんな、無責任/無関心さが現状を生んでいるとは言 えないでしょうか?




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