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我家に来る虫たち U


 チュウレンジバチ


ちょっと色白のチュウレンジバチの幼虫?
違うかな?



例のチュウレンジバチです。
時期になるとブンブン飛んで・・・
空中でキャッチ!

 アシナガバチ



6月27日外壁に出来た
アシナガバチの巣
我家は良くハチの巣が出来ます。
芋虫類を食べてくれるアシナガバチ。
今年から取らないで置く事にしました。




2004年9月12日
大きくなって、
良く落ちないと思います。 

 

 
  
2004年月21日体長1,2cm程、アブ?


9月25日撮影



2005年5月2日


体長8mm程

  スリップス(あざみうま)



アイスバーグの花芯にたくさんいる、
スリップス(アザミウマというそうです。)
微小害虫とされています。



光が当たるとサーと、逃げてしまいます。
花弁を食害、吸汁し葉緑素や花の色素を破壊するそうです。
このスリップス(アザミウマ)については
『Weekly125』のYOKOさんが詳しく調べていらっしゃいます。
YOKOさんのgarden DIARYの5月2日
5月27日をお読み下さい。

  ゾウムシたち
 
  
ゾウムシの寝込みを襲う

いつも見つけ次第つぶしている私の天敵ゾウムシです。
やっと蕾がついたと思うと、このゾウムシにチクッと首を刺されます。

2003年の最初に見つけたのは4月11日、今年はアイスバーグにでした。
まだ赤みのある葉が萎れていたり、
枯れてパリパリになっていたら必ずこの虫がいます。
新葉が小さな穴だらけになっているのもこのゾウムシの仕業。
早朝、目を凝らして葉の生え際辺りや
少し閉じた新葉の中を探します。
ゾウムシはよく、まだ赤い新芽の辺りをベッドにしています。
いました。いました。ゾウムシは私より朝寝坊。

この虫の存在を知らなかった薔薇栽培最初の頃、
あんなに付いていた蕾がなぜが毎日枯れていきます。
主人がどこからかスミチオンという農薬の事を聞いてきて散布しました。
するとあんな小さな虫がポトポトとあちこちから、落ちていくのがたくさん見えたのです。
あの光景は今でも覚えています。
しかし同時に、農薬の恐さも感じたのです。

今では木酢液にニンニクや焼酎付け唐辛子、
中国の生薬やニームオイルを混ぜて散布しています。
あとはゾウムシが出始めの時期を逃さず、手でトール。
そして見つけてからは毎朝のチェックです。
接触毒の農薬を撒かずとも、
なんとか花を咲かせられるようになりました。
(このゾウムシと呼んでいるのは通称バラゾウムシと呼ばれる虫で
和名をクロケシツブチョッキリと言うそうです。)



スノーグースの花房に居るのを
3回程見かけ、手ではしないで、
落として足でつぶしました。
マダラで大きくて、気持ち悪かったです。
動きは私の天敵のゾウムシより
ずっと遅いです。



左のゾウムシを上から撮りました。
2004年4月、初めて見ました。
体長4mmくらいはあるでしょうか。
黒いゾウムシの2倍ほどの
大きさでした。
図鑑で見ると、「マダラメカクシゾウムシ」
というのに良く似ていましたが、
わかりません。

こんなのが増えたら、いやです〜

  葉を食害したり、葉の中にもぐったりする虫たち



ハキリバチの仕業だそうですが、
まだ姿はキャッチしていません。
これはアンゼラの葉です。
毎年アンゼラだけが
被害に遭います。



我家ではクレマチスの葉が
よく食害されます。
ハモグリバエの食害と
良く似ている様な気がします。
左のハキリバチとこの害虫は我家では
あまり発生しなく、
あまり気にしていません。
2004年7月10日の朝日新聞の夕刊に
【葉の上の攻防】絵描き虫VS寄生バチ
として九州大グループの研究記事で、
このハモグリバエの幼虫の天敵
ヒメコバチのことが載っていました。
葉を迷路のように食害しながら進む
ハモグリバエの幼虫を、寄生ハチはその
白い筋をたどって探しだし、刺して
麻酔をかけて卵を産み付ける。
ハチの幼虫は仮死状態のハエの幼虫を
食べて成長するそうです。
ハモグリバエの幼虫は葉を食べたり、
動いたりして音を出し、寄生ハチはそれを
探知していると考えられているそうです。




我家では春先に少しと
秋にたくさん食害されます。
黒いハバチの幼虫かな?と思い、
2003年秋、飼育してみましたが、
幼虫のまま部屋の中に脱走したり、
干からびてしまいました。




左の幼虫が成長したのか、
それとも別のものなのか
はっきりしません。
2004年春は、これら2つとも
あまり発生していません。




2003年11月の「ひとりごと」にも
書きましたが、ここ何年か
薔薇の葉を茶色くして、
かさかさにしている害虫です。
ハモグリガ科だとは思います。
バラクロハモグリガの食害と
良く似ています。
2004年春、うどん粉病も黒点病も皆無。
ゾウムシの発生も少ない今年の我家で、
このハモグリの幼虫が大発生し、
蔓延しています。
我家の庭での発生の仕方をみると
低い所の葉から侵入され、
徐々に上方が食害され、
そして土続きの薔薇から順に
やられているような気がしますが、
どうでしょう。
見つけるとプチプチつぶしてはいますが、
少ない葉が尚少なくなって悔しいです。
これが私にとって、今一番の天敵です。
せっかく綺麗な花を写真に撮っても
この葉が絶対写ってしまいます。
毎年増えているのが憂鬱・・・
何とか退治の方法ないかしら。

これの天敵っているのでしょうか?



このハモグリガ科と思われる
食害の表側です。
ハバチらしき幼虫の
食害とは全く違います。
2004年5月、何になるのか
知りたくて飼育籠に土も入れて
飼ってみました。
葉を破ってウジみたいのが出てきまして、
3日くらいは生きていましたが、
干からびてしまいました。
飼育は難しいです。

ハモグリガと葉との関係で
興味深い話があります。
モモハモグリガとモモの葉で
攻防があるというのです。
モモハモグリガがモモの葉を食害すると、
モモの葉が異常を感じて、葉の細胞を
異常増殖させ、モモハモグリガが食害して
いる部分を円形に切り離す準備を
するそうです。葉ごと地上に落ちれば
ガの幼虫は死んでしまいますが、
モモハモグリガはその前に
上手く脱出するそうです。