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 【アブラムシを食べる虫たち】
 


 テントウ虫たち



これは有名!
まさかこれがあのてんとう虫になるとは・・・
初めて見た時は「無農薬にしたら
こんな見たこともない害虫が。」とびっくり。
でも、どうも動きが鈍く、
害虫らしからぬ様子。
2003年5月、
アブラムシを捕らえる姿をパチリ。




さなぎのようです。

毎日同じところにいて、
ずっと、動きません。



これはナナホシテントウです。
薔薇につくアブラムシやダニ、
カイガラムシ、ハムシなどを
食べてくれる益虫ですが、
中にはオオニジュウヤホシテントウという
植食性の害虫もあり、
じゃが芋などの葉が思いっきり
食害されてしまうそうです。
義父が嘆いていました。



私も見つけたキイロテントウ虫♪
あまりの小ささに
定規を当ててみました。
キイロテントウはうどん粉病を
食べるそうです。
Plumさんのサイトに記載されています。
黄色のてんとう虫って、
これから色が付くのかと
思っていました(~_~;)
Plumさんの「アブラムシの天敵」
ページには色々な益虫が
たくさん詳しくアップされています。




ヒメカメノコトテントウ
これも小さく3mmくらいでしょうか。
薔薇の蕾にいました。
蕾の表面って、
こんな風になっていたんですね。

 ヒラタアブ類



4月中旬、アブラムシの居るところ、
この白い卵ありです。
ヒラタアブの卵でしょうか?
上の方の白い4つ足と
緑色で長いひげの虫、何でしょう?




ヒラタアブとは関係ないと思うのですが、
左の写真で「白い4つの足」と
書きましたが、2005年5月に撮った
写真では足は6本、長い髭もあることが
解りました。
これだけ居るということは、
アブラムシの一種なのでしょうか?


ヒラタアブの幼虫だそうです。
体長7mm程です。
動かないようで、
動き出すとけっこう早く
体を内側に2つ折りにしながら
(尺取虫歩き?)
移動していきます。



205年5月唯一生き残っている薔薇の
接ぎ木に、いつも間にかいた
小さなヒラタアブの幼虫。



右はアブラムシのマミーです。
でもアブラバチはまだ未確認。


体長7mm位のヒラタアブの幼虫と
白い卵の様なもの、
6本足の白いのもたくさん居ます。
更にたくさんのアブラムシが付いた
蕾と一緒にワイングラスに入れて
様子をみてみました→




ワイングラスの中のアブラムシを
すぐ見つけて、咥えました。
すると咥えたまま上半身(体長の1/3位まで)をぐるぐる回します。
アブラムシは徐々に小さくなっていき、
緑の部分が見えなくなり、
茶色く干からびたようになりました。
ヒラタアブってアザラシに似てる・・・・(恐)



3日後のワイングラスの中です。
薄茶色くミイラ化しているのは、ヒラタアブが食した後のアブラムシです。
ものすごい量でした(-_-;)
蕾の下の黒っぽくなりつつあるのが、ヒラタアブの幼虫です。
葉にしがみ付いてなく、ポロンと落ちてしまうところみると、
サナギに成りつつ干からびてしまったようです。
羽化以前の蛹化失敗。



ヒラタアブの蛹のようです。
上記のものではありません。




左とは別のものです。




2003年5月末
これは「ヒラタアブ」?
それともミツバチハッチ?
この写真をYOKOさんから「これは『ヒラタアブ』や
『ミツバチハッチ』ではなく『ホソヒラタアブ』では」
と教えて頂きました。
ネットで調べたところ、黒の縞々の太さが違うものは
『ホソヒラタアブ』のようです。ヒラタアブといっても
色々種類があるそうです。
ホソヒラタアブの写真にそっくりでした。
ホソヒタラアブ属みたいです。

YOKOさん、ありがとう

 クサカゲロウ



成虫のクサカゲロウはまだ
見たことがないのですが、
この先端の白いものが
クサカゲロウの卵だそうです。
クサカゲロウはこうして、
えさとなるアブラムシの近くに
卵を産み付けるようです。



2003年7月クサカゲロウの幼虫です。
7ミリくらいでしょうか。