
現在、札幌には、100名以上といわれる方々が、路上生活をしておられます。日中は地下街やバスセンター、札幌駅など、あたたかい場所を見つけては過ごします。しかし、終電の時刻を過ぎると、やむを得ず、休むところを捜して移動し、公衆トイレやビルの階段などで寒さをしのいでいます。場所を確保できない多くの方々は、氷点下での凍死を避けるため、日中は、出来るだけ寝るところを確保し、夜中は朝まで何時間も何時間も歩き続けなければならないのが現状です。また、食事を確保することも、ホームレスの方々にとっては、大変なことです。ホームレスの方々は、なぜ路上生活をしなければならなかったのでしょう・・・。ある方はリストラされて、ある方は会社の倒産によって、ある方は体を壊し、ある方は人間関係が壊れて…。と、そこには様々な理由があるのです。何とか働き口を見つけようとしても、住所がない、連絡が取れないなどの理由で、面接も満足に受けることが出来ないのが現状です。幼い時から家族の愛に恵まれなかった方や、学力、能力重視のこの日本で、心に負いきれない程の傷を持ち、希望を失い、この生活を余儀なくされた方も多くいらっしゃるのです。誰が好き好んで、路上の生活を望むでしょうか。その心の内を誰が知ることができるでしょうか。明日は私の問題となるかもしれないのです。
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