(1) 古代マヤ 社会人ならぬ「会社人」どもは、よく、「ワケのわからぬこと」を言うものであるが
当方の理解したくないような事柄を言ってくれる、ということは、さておき)。
職場が「古代マヤ」であると、「ワケのわからない」部類でもトップクラスに位置する。
「(仮性・)古代マヤ」の特徴は、かようなものである。
  • 神官たちが絶対的な政権を牛耳っている。
  • しかも、なおかつ神官たちは、部外者に解らないよう、特殊な文字・言語を用いてドキュメントを残す。一例。
    特殊な略語を用いる:
    1. 「生産販売在庫」を略して「生販在」と言う(性犯罪にしか聞こえない)。
    2. 「住民基本台帳宛名管理サブシステム」を略して「宛名」「宛名」と連呼する
      (SNKのキャラがどうした?)。
    上記は、まだ世間一般常識の範囲内としても、
    さらに、自社のみにしか通用しない「常識」を振りかざす
    「それは、キミの仕様書の読み間違い、キミのミスだよ。ウチでは、仕様書を
    AND(論理積)よりも
    OR(論理和)のほうを優先させるんだ
    (テメエ、この小学生未満ヤロウ
    掛け算よりも足し算を先に優先させて計算するのか凸−−メ)
以上が職場が「(仮性)古代マヤ」であることの特徴であるが、
「(真性)古代マヤ」となると、下記の特徴が追加される。
  • ナンセンスな迷信(太陽がなくなる!)のために、無意味な犠牲を強要する(明日も昇るよう、太陽に赤い血の滴る、人間の心臓を捧げなければ!)
  • で、本来は手段だったはずのもの(犠牲)が目的に堕してしまう
    (なに?イケニエが足りなくなった??
    ……よしインカとか辺境とかと戦争して、捕虜の心臓を捧げてしまえ!!)
    ↑実際、古代マヤでは、「捕虜の心臓を捧げるため」だけに戦争を繰り返した(--;)。
(2) 古代バビロニア フローチャートの一種にPAD図というものがある。このPAD図の出来損ないに***チャートというものがある。……で、真冬でも冷房のきいた(昔のメインフレーム機は、冷やす必要があったのさw)室内でコートを被りながら連日残業して、これをず〜〜〜っと眺めていると……。
くさびがたもじみたいだなーや
もう「楔」という字も思い出せなくなっている
……と思われたのである。で、古代バビロニア。おかげで、私は、一時期、楔形文字中毒になりました、とさ。それだけ?
ぢつは、バビロニアのものとされる楔形文字、単に先輩のシュメールからパクっただけのものだったりする。
「***チャート図って、ぢつはパクリなのでは?」という我が邪推の現われであるwww。
(3) 古代エジプト 人材派遣契約となった情報処理技術者は、本来とは違うお仕事まで強制されることがある。それこそ「お茶くみ」とか(!)。
さすがに最近、減ったみたいだけどね。
それこそ、ピラミッド建設にでも駆り出されそう……。というのは、職場が「古代エジプト」であることの一端に過ぎない。
古代エジプトでは、「体調不良」などという休暇事由は、認められにくい。むしろ、「二日酔いのほうが認められやすい」という、日本では考えにくい状況がある。
で……ピラミッド建設の目的は、というと……。ぢつは、あまりなかったり、して。
あれ、単なる、失業対策だったりしてw。

つまり、お仕事を無理やり作ってプロジェクトを起こしてシステムでっちあげて、予算を取る、という……。じつに、レトロお役人チックなことをしでかしてくれる。かくいう私も、顧客からの指示で、カラ出張をしたことがある(もう時効だろ??w それに私自身は出張旅費もらってなかったんだしww)。
とはいえども、古代エジプトの端的な特徴は、巨大性にある。プロジェクト全貌が、巨大すぎて
誰が何をやっているか、解らない。
同じ会社の者でも、何者かわからない
というところにあろう。
(4) 古代インカ 某大手掲示板サイトのデフォルト・ハンドル名は「名無し」あるいは「仕様書なし」であるが。
そういうことである(爆)。
古代インカ(タワンチン・スユ)に、固有の文字はなかった(少なくとも「紙」に「字」は書かなかった)。ナスカの地上絵も、マチュピチュの空中都市も、ドキュメント・設計書なしに、建設された。
ものすごくカンタンであったわけでも、彼らがものすごく優秀だったわけでもない。
口頭による口伝、以心伝心、要するに、ただ書かずに、作ったのである。
まあ、ゲーム作るんなら、それでもいいかもしんないけどよぉ(いや、ちゃんと書いてあるよ?)。
ソースはぐちゃぐちゃ、コメントはボロボロ。
それで動けば御の字だ、と思いきや。
ソースの改修履歴管理簿見たならば、「障害修正」「不具合修正」「障害修正の結果生じた障害の修正」のオンパレード……。
単体テストしたのか、テメエら?
と突っ込みたくなるシロモノ……。そりゃ、古代インカ以下だねぇ。
もっともシステムのデカさは、マチュピチュを凌駕しているが。
(5) ベネチア共和国 リーダーはいても、ころころ変わる、役割分担がタテワリで、誰に相談すればよいか、わからない。
どうかすると自分がリーダーになっていたりする。
それはともかく。ベネチアはラグーン(潟)の中に位置する。というと、風のさわやかな、ウォーターフロントが想像されよう。実際に、その地に立たなければ。盛暑に立つと……。バスの代わりの舟が行き来するぐらいの町であるから、どこに行ってもドブの匂いがする。360度、どこにも逃げ場は、ない。
おまけに、わけのわからぬ商人が現われては、「責任とって腹を切れ」などと言うw。
(6) ピサ 要するに、プロジェクト管理失敗ぎみの(でも、対外的には「成功した」と主張できる)バージョンの、後述「ドルアー*の塔」。
設計書はある。人員も(まあ)足りてはいる。……でも地盤が緩い。建てているうちに、上が傾いてきた
倒れそうだねぇ。……でも100年は大丈夫そうだから、そのままにしておこっかぁ(爆)。
(7) 「ドル*ーガの塔」 NA*COの名作アクションRPGのように楽しい環境、というわけではない。ヒロイン・カイの立場である。つまり:
囚われたまま帰ることもできない。
助っ人もいつ来るかわからない。
助っ人が助けてくれるとは限らない。
あの作品自体、某ビルをダンジョンに見立てているフシがみられるが……。そういうことである(爆)。
(8) サウジアラビア王国 米国の盟友のような扱われかたをしている産油国であるが、一皮向けば、イスラム原理主義者の巣窟である(当然といえば当然か)。
原理主義とは何かというと、如何に世界の常識・科学技術に反した事柄であっても、
聖典(書物)に書かれてあることを原理的に、墨守する
ということである。
地球が太陽の周りを回っている
などと、その国で言ってはならない。なぜならば、聖典にはそのように記載されていないからである。その聖典には「(球体ではない)四角い大地の周りを太陽が回っている」と記載されてあるらしい。つまり、ガリレオ・ガリレイのように言えば、ガリレオ・ガリレイのように「犯罪」者としての「死刑判決」が待っている(典拠があるだけ、厄介だねw)。……どうも、「古代インカ」→「古代マヤ」And/Or「サウジアラビア」という傾向が、あるようである。
(9) 朝鮮民主主義人民共和国 自称「労働者の楽園」……マジ? 
  • 同志に挨拶しなければ、懲罰を受ける。
  • どんなに生産的な労働の最中であっても、会社の方針の会議とか学習会に出なければならない。
  • 学習会では「万歳三唱」が行われる。
  • 食事は必ずしも行き渡っていない。「上層部」だけが飽食している。
  • 通信は制限されている。
  • 私用旅行するには、煩雑な手続きを経なければならない。
  • 下層階級に「幸せ」に「報いられている」と信じ込ませる。信じない者は懲罰を受ける。
  • 空疎なスローガンと造語・用法を作り出し、下々に行き渡らせる。知らなければ・従わなければ懲罰を受ける。
  • 無意味な事で下々を競わせて作業させる。
    かの国での実例:
    送電線の敷設の際、労働者をみな、建設中の鉄塔で寝起きさせて24時間、柱上で作業させた。

私の、会社における独り言の一つに、「ここは北*鮮か!」というのがあったとさw。めでたしめでたしww。
そのほか、「ムーラン・ルージュ」「イスラエル」「アフガニスタン」等については、割愛する。