2005/08/15 追加, 2007/12/24 更新
erudition-0001
薀蓄……ウンチクとは何ぞや
己が深い教養をペダンチックにひけらかす者を、よく、
「ウンチクをカタムケル」「ウンチククン」
などと言って嫌うむきがある。

ところで……ウンチクってなぁに?  よくわかんなぁい。そんなもの食ったら、まずそー。うぉっと、スカトロジスティック〜♪

……モノの本によれば、ザンネーン、ペダンチック(衒学的)という英語は出てこなかった。「かたっくるしい言葉」という注意書きつきで、
erudition ( エリュディシャン )]」という語が出た。

一般に、こういうワケのわからない長ったらしい言葉は、英語ではなく、ラテン語・ギリシャ語と相場は決まっている。

エールディーティオー、といえば、ラテン語で、「学問」「博学」「博識」「教養」、だそうな。
こいつの形容詞エールディートゥス(男性形、女性形はエールディータ)は「教育のある」「教養のある」「学識・博識な」「上品な」
……というように、どちらかいうと良いニュアンスの言葉にきこえる。
ところが、こいつの元となったとおぼしき動詞エールディーレ(もちろん通常は変化させて使う)は、「教える」「説く」という意味。
すなわち、人に「教えてやる」「説いてやる」という態度こそが、「ウンチクをカタムケル」というものといえよう……。

おお、これこそ、まさに、ウンチクだw。

ラテン語に至る前に、漢和辞典を引けってか(--;
  1. 深く研究して身につけた知識
  2. 物を蓄えること。
〜を傾ける:蓄えている知識のすべてを傾注する
……だって。どちらかいうと氷山の一角かもしれないといふのに………………。
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