Etude Op.4
物語を読む前に知っておきたい楽譜講座
♪espressivo ・・・ 表情をつけて
♪accento ・・・ アクセント(←そのまんまですね)
♪accelerand
・・・ だんだん速く
♪energico ・・・ 精神的に、力強く
♪con
bravura ・・・ 大胆に
♪fine ・・・ 終止
♪agitato ・・・ せきこんで
♪stringendo e cresendo
・・・ だんだん速く、強く
♪accelerand al fine ・・・
終わりまでaccelをかける
♪allargand ・・・
rit+cresc
♪perdendosi ・・・ rit+dim(次第に消えるように)
♪smorzand ・・・ rit+dim(ローソクの火が消えるように)
♪attacca
・・・ 切らずに次の楽章へ(ここでは抜かずに次のラウンドへ。笑)
「さあ、悠季。もう、どうしたらいいかわかりますよね」
悠季はうなづくと顔を赤らめながら圭のものを口に含む。
ぎこちなく舌を使い、圭のものを高めようとする。
「…悠季、もっとespressivoで…時おりaccentoをつけて…そう…いいですよ」
そのままフェラチオを続けようとする悠季に制止の言葉をかける。
瞳にうっすら涙をうかべる悠季をもちあげると自分の高まったものの上におろす。
「イ…あ…圭…」
慣らさずに貫かれて悠季の顔が苦痛にゆがむ。
ゆっくりと圭が動きはじめる。
徐々にaccelerandをかけていく。
圭のenergicoな動きに悠季の感覚は痛みから快楽へとかえられていく。
「悠季…もっとcon
bravuraで…」
その場の空気がagitatoをかけているようだった。
「stringendo e cresendo,accelerand
al
fineでいきますよ」
圭は一段と動きを速め、激しく突き上げる。
「ff!」
最後に大きく突き上げ悠季の中に自分の欲情を吐き出す。
それと同時に悠季もfineをむかえた。
2人は体を合わせたまま呼吸を整える。
激しく上がった呼吸がallargandしていく。
「悠季、今日はこのままattaccaでいきましょうか」
「えっ…」
「…ってな感じでどう?まだ途中書きなんだけどさあ」
そう言って仕事中に書いたホ○原稿を清水と田代に見せる。
2人はひととおり目を通すと親指を立てる。
「「ぐっ!」」
その感想に上機嫌の春山。…その時
「おや?随分と楽しそうですね」
背後から聞こえる声。
ソロソロと振り向くと、そこには192pの長身。
あわてて原稿を隠す。
「仲の良いことは結構なんですが…そろそろ…」
「「「ハイ!楽器出してきマス!」」」
逃げるようにその場をあとにする3人。
読まれてないわよね…。
そう自分に言い聞かせる春山。
「あ、春山さん」
再び呼びかけられ凍り付く春山。
「rit+dimはallargandではなく…そうですねぇ、その場合はperdendosiかsmorzandがいいと思いますよ」
それじゃあ、と言って桐ノ院は立ち去る。
読まれていたか…(しかもしっかり)
その場にヒザから崩れ落ちる春山。
がんばれ春山。
負けるな春山。
夏コミまであと○○日
END
初フジミです。そして最後のフジミになるかも…。
私、フジミに特に好きなキャラいないから燃えないのよね…。
一応本は2部の途中まで持ってるけど…。
この楽語ネタは友達が泊まりに来た時に話されたものです。
また「ff」とか「Presto」程度だったんですけどね。
このネタはフジミぐらいしか使えないし、フジミで書こうとしたらこのネタしかなかった…。っつーか、フジミ読み返したら原作もこんなんだったよ。
そしてギャグオチですいません。なんかね、エロは話がしめれないんだよ…。
あんな落とし方しかできませんでした。
以上、謝罪文デシタ
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