八戒お誕生日企画(三蔵編)
9月21日。八戒の誕生日。
ちょうどにぎやかな町に着いた三蔵一行は、その街で1泊することにした。
夕食をかねた誕生パーティ。
『八戒お誕生日おめでとう』
悟浄と悟空が共同で八戒にプレゼントを渡す。
「ありがとうございます」
にっこり微笑む八戒。
そして一人無表情に夕食をとっている……三蔵。
「三蔵は八戒になんにもやんねーのかよ」
ブーブー文句を言う悟空に三蔵は視線すら動かさず
「くだらんな」
と言い捨てる。
「なんだよ。せっかくの八戒の誕生パーティだってのに!」
ぶちぶち言う悟空。
三蔵はガタッと音を立てて席を立つ。
「俺は先に宿に戻る」
と言い店を出ていく。
八戒の笑顔が少し悲しさを隠したような笑顔になる。
「八戒。あんなやつほっとこうぜ」
二人が八戒をなぐさめるが、八戒の笑顔は完全には戻らなかった。
「僕のせいで不愉快な思いをさせてしまって、すいませんでした」
三蔵が宿へ帰ってから1時間後、三人は宿へと戻った。
三蔵は相変わらずの不機嫌さであった。
「明日の出発は早い。早く寝ろ」
そういうとベッドに入る三蔵。
「…はい、おやすみなさい……」
八戒もそう言い三蔵の隣のベッドへと入る。
…少しさみしげに……。
寝静まった部屋。
あと数分で日付が変わる……。
三蔵は静かにベッドから降りる。
そして隣の八戒のベッドへ歩み寄る。
八戒の耳元に唇を寄せると、周りには聞こえないような小声で何かをささやく。
眠っている八戒の額に優しいKiss。
意地っ張りの三蔵からの唯一のプレゼント…。
─────
END
ぐはっ(吐血)
自分で書いて吐いちゃうよ…。
なにか、三蔵が三蔵じゃない。
そして微妙に最後がティー○ズ ハ○トくさい…。
あう〜。だって三蔵サマってあんまり物あげなさそうなんだもん…。
短くてスイマセ〜ン。
い…痛い……