家庭用壁掛形エアコン洗浄についてのご説明
このページはエアコン洗浄の必要性についてご理解頂きたいと思い設置致しました。
最近のにわかエアコン業者の急増、サービス料金の低下を見るにつけ、洗浄の際、部品をまともに取り外さないで洗浄作業をされている方が多いので、一般のお客様に専門業者との作業内容の違いをご理解頂きたいのです。業者の急増は、不景気を逆手にとった、独立開業斡旋業者のフランチャイズ量産の仕業で、作業をされている方のせいではないのですが、内容が問題で、この程度の作業なら、自分でも出来るのでは、とか市販のスプレーで充分と思われてはこの仕事を本業としている者としては、残念でなりません。本当に世間が必要とすればこそ、発生した仕事を、ただの流行廃りのサービス業として、終わらせくないのです。
エ ア コ ン の 構 造
右の写真のようにエアコンは@カバーA電装品BOXB熱交換器CファンローターDドレン組立品で構成されています。
エアコン洗浄と言えば、正面の熱交換器とファンに目が行きますが、洗浄の際に出る水は、ドレンパンにたまってドレンホースを通り、屋外へと排出されます。
実際ドレン組立品をそのままにして、洗浄している業者が多いのです。
その方法ですと、どうしてもドレン組立品に洗浄の際のカスが残ってしまいます。またそれは新たにドレンつまりの元になって、水漏れの原因になります。
洗浄前          洗浄後
←ドレンホースの詰まり

↓エアコン洗浄断面図
右の図のようにドレン組立をそのままにして作業すれば、ファンを洗浄する際にスイングルーバーや、フラップのすきまから洗浄する事になります。またファンの回転も上へ向けての回転になる為、どうしても汚れを巻き上げてしまい、中に残ってしまいます。
水圧のない噴霧器などの洗浄作業では、なおさらです。
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ドレン組立品