(1) 初歩の作曲法 その1
「模倣作曲法」
好きな曲、知っている曲のまねをして、曲を作ります。
ほとんど同じでもかまいません。(但し、公開してはいけません)
まねをしているうちに、曲の構成や表現方法等が少しずつ解ってくるものです
色々な詞で、その詞にあった曲を探し、曲を少しずつ変えながら詞にあった
メロディーに変えていきます。
そして、少しずつ自分のメロディーを追加していきます。
小学校、中学校で習った程度の知識で、作った曲を楽譜にします。
楽譜を作成することで、その曲を更に完成度の高いものに出来ます。
次回は、もう少し具体的に、短い曲を作ってみます。
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(2) 初歩の作曲法 その2
(1) 隣接音、経過音を利用して、独自の曲にする。 (B)の4小節
(2) スケール(Cの場合、ドレミファソラシド)を取り入れて拡張してゆく。 (C)の4小節
(3) コードから、コードの構成音の隣接音、経過音等を使い、作曲する。 (D)の4小節
[ 旅愁の4小節を参考にした作曲の例 ]
(D)の場合は、旅愁とは全く別な、独自の曲になります。
隣接音:1音上、1音下の音 ドの隣接音はシとレです。
経過音:2つの音の間にある音 ソ、ドの経過音はラとシです。(半音も入ります)
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(3) 起承転結
(起) 曲のテーマ、モチーフの部分。
(承) テーマをうけて展開する。
(転) さらに発展させて、一転させて表現する。
(結) 全体をまとめる。
起承転結の例の試聴 をクリックすると聞こえます。
必ずしも、起承転結にとらわれる事は無いのですが、理解しておく必要はあります。
上の曲では
「起」の部分は、曲のテーマを表しています。
「承」の部分で、テーマを別な方法で表現しています。
「転」の部分では、全く別な表現で、モチーフを発展させています。
「結」の部分は、終章、まとめになっています。
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(4) コード進行
コード進行には、ブルースコード、循環コード、逆循環コード、その他色々な形式が有りますが
最近は、ある程度自由な形式が多くなっています。
ただ、ドミナントからサブドミナントへの進行等、気を付けなければいけないことが多数有ります。
思いつきだけで作曲していると、間違ったコード進行になりがちです。
トニック、サブドミナント、ドミナントの進行は、しっかりと身につけましょう。
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(5) 音階理論・・・・・
ある音から4度上の音に流れ込む進行をテトラコードという。(ドレミファ)
このテトラコードの中には、全音より狭い音程がある。これが半音である。
テトラコードには3種類の進行がある。それぞれの音の間は次のように分類される。
A型 全音、全音、半音
B型 半音、全音、全音
C型 全音、半音、全音
オクターブの中には、2つのテトラコードがあるが、A型2つで構成されるものを長音階といい
C型とB型で構成されるものを短音階という。
長音階は明るく軽快に進行してゆく。
一方、短音階は静かな、落ち着いた、そして時にはもの悲しい表現になる。
更に、短音階の中に、和声短音階と旋律短音階がある。
和声短音階は第7音(導音)に#が付く。
旋律短音階は上行後半部分に#が付き、下行部分はB型の通りに進行する。
作曲に際しては、上記のいずれか、あるいは両方を用いて、そして1曲の中で
和声短音階と旋律短音階の両方を使用することもある。
これらを適切に使い分けると、イメージを有効に表現することが出来る。
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(6) 転調と曲の表現
転調
曲の途中で基調を変えることを転調と言う。
転調には調号を変えて曲のイメージを変える場合と、調号を変えずに長調から短調に
又は短調から長調へ変える場合がある。
後者は長調から短調への転調で、短3度下の音を主音とする場合と
短調から長調への転調で短3度上の音を主音とする場合の2つの方法がある。
通常はこの方法が多く用いられ、自然な転調が行われる。
又、長調或いは短調のままの転調もあり、この場合は曲の雰囲気を変えずに
転調後改めて曲を構成する時に用いられる。
気分新たに、という効果がある。
長調から短調への転調
長調は明るい軽快な感じであり、曲の途中で静かな、悲しい、淋しいといった表現に
変えたい時に短調に転調する。
長調から短調に転調したまま終了する場合と、長調から短調に転調して
又長調に戻る場合がある。
短調から長調への転調
短調は静かな、悲しい、淋しい、或いは落ち着いた感じであり、曲の途中から
明るい、軽快な曲調に変えたい時に長調に転調する。
短調から長調に転調したまま終了する場合と
長調から短調に^転調した後再度短調に転調する場合がある。
このように転調を用いることにより幅の広い、表現力の豊かな作曲をすることが出来る。
転調を多用することは決して好ましいことではないが
適切な転調は大変効果的である。
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(7) 楽譜について
日本を代表するOP歌手、Mori***さんの話によると
昔の作曲家は楽譜を読めなかった人がいたが、今はそれでは通用しない。
それは作曲家とは言えないと言っている。
「時代は変わったのよ・・・」と言っている。
確かに作曲したものを譜面に書けないでは、他人の手を借りない限り
作曲することは無理である。
例外もあることは確かです。
皆がパソコンを操る今日この頃、本当に時代は変わったのですね。
勇気を出して音楽理論の勉強をしましょう。
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(8) 詩に付曲、 先に曲を作る・・・
作曲には、最初に詩があって、それに曲を付ける場合と、あるモチーフからメロディーを作り、
そのメロディーに詩を付ける場合が有ります。
詩に付曲する場合は、まず詩のイメージと表現したい所を見つけ出し、テーマの部分、
展開の部分、エンディングの部分等を作っていきます。
最初はどんなメロディーでも構いません。まず作曲することに慣れることが大事です。
少しずつ慣れてきたら、作曲したものが詩の内容を反映しているか、又どこかに
聞かせどころがあるか等、チェックしていきましょう。
主題の部分が聞かせどころ、というのがほとんどですが、サビの部分がこの曲の特徴ですとか、
終わりの部分で盛り上げて、それを楽しんで欲しい等、いろいろなパターンがあります。
サビの部分を転調したり、終章を半音、1音、又は短3度転調したり、色々と挑戦して下さい。
メロディーを先に作る場合も、基本的には前述と同様ですが、詩の形式に束縛されず、
自由に作曲出来るので、メロディーラインの特徴を生かした曲作りが可能です。
しかし、この場合も曲の構成は、詩のはめ込みを考慮して作成してください。。