作品名 VIDEO J   
作者名 赤石 路代
出版社 小学館
発行日 2004.03〜


ストーリー

2年前の“桐島一家惨殺事件”の生き残りで、自分もその犯人から
命を狙われている笑顔を忘れ孤独に生きる少女・樹梨。

ある日、恋人・健吾を通じて、ビデオジャーナリストのJと出会った樹梨。
どうして殺されそうになるのか真相をつかむ為、
ジャーナリスト助手になります。
これが彼女に新たなる数奇な運命をもたらすことになり…!?
衝撃のラブサスペンス



個人的感想

一家惨殺という衝撃的な事実により笑うことができなくなっている樹梨。
ジャーナリストのJ(ジェイ)に出会い、カメラを通して「人」を見つめて
事件の真相を追う。
最初の「ホストの彼氏」がいきなり話の最初に死んでしまうという二重の悲しみの中、真実を知るために必死は樹梨の姿・・・

展開にテンポがあって、引き込まれます。次にどうなっていくのか・・・。
彼女の目線で進む物語は、今までの少女漫画での展開とは一味違う
ように思います。

赤石先生の描く女性は本当にどのコミックも「かっこいい!」
すごく期待しているコミックです。