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あぶない刑事

ABUNAI DEKA

登 場 人 物 紹 介
大下 勇次   (柴田恭兵)

鹿児島県出身 175cm   愛称・ユージ

父の仕事で幼い頃から各地を転々としながら育った。
父の突然の死後、弟妹9人を飢えさせないため、孤軍奮闘、東奔西走、
その頭脳プレイとワルの才能はとどまることを知らない。
とにかく、何をしても一度も捕まることなく、弟妹からは一身に尊敬を集めたものの
これではいつ犯罪者になってもおかしくはない。
幼い弟妹を残して刑務所に入ってしまうわけにもいかない。ではどうするか。  
いっそのこと、特異な才能を逆手にとって刑事になろう。
そこで心機一転勉強に明け暮れ、九州の大学を出て神奈川県警に入ったのである
なぜ神奈川県警かというと、理由は単純明快、博多の大学時代に恋いこがれた女が
横浜に就職したからである。
  しかし、幼い頃から怖いもの知らずの勇次でもほれた女にだけはウブすぎて、
そのうえ女がハイセンスすぎてふられてしまったのであった。

 刑事・大下勇次は、"一気の勇次"の異名をとる。
一気阿成、仕事は速い。  速いが、敏樹のように粘っこさと根気がない。
うまく行かないとすぐ投げやりになり、万事がルーズになってしまう。  
母と弟妹に仕送りするために金にはうるさいが、親分肌特有のおごる
クセがぬけず、いつもスカンピンである。

他人に対する好き嫌いが激しく、特に頭脳を使わない犯罪者を嫌悪する。
そのクセ、犯罪者に同情すべき点があると、刑事家業を忘れて肩入れするところが
あり、刑事マシーンの敏樹に冷笑されるが、その頭抜けた人間臭さには、敏樹も
一目おいてるところがある。勇次は勇次で、人目にはおかしいほどやさしい反面、
冷静沈着な敏樹のような都会型人間に出会って、強い反発を感じる一方、
強烈な興味を抱くこのごろである。

軽快なフットワークが身上で、ひょうきんでちゃらんぽらんな印象を与えるが、時にはシビアな一面も見せる。装飾のないストレートさは相棒のタカの屈折さと好対照をなす。

愛用銃は、コルト・ローマン・マークV・2インチ
「リターンズ」からはコルト・キングコブラ357マグナム

別名:セクシー大下

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