『この世に生きる全ての生物の願いを集計して現実を創るように設計された』この世界では、『他の生き物を一切傷つけずに暮らせるようになりたいと願い続けている生き物は死なない』のだそうです。
これまで人類は、「生きるためには他の生き物を殺して食べても仕方がない」、あるいは「牛肉はおいしい!」「魚はおいしい!」と、無意識のうちにも他の生き物を傷つけ、殺すことを肯定してきました。それが死に至ってきた根本的な原因だったのだそうです。
他の生き物を傷つけ、殺しながら、「自分達だけは幸せに暮らしたい」と願っても、そんな虫の良い願いは叶わないようにできているのだそうです。
繰り返しになりますが、神様がお創りになったこの世界では、他の生き物に対する願いも、自分に対する願いも、同じその生き物の願いとして処理されるからなのだそうです。他の生き物が殺されても仕方がないと考えることは、自分が殺されても仕方がないと考えることと同じ意味になるのだそうです。それで、日々、他の生き物を殺し、食べて、当たり前だと考えてきた人類は、全員が死に至ってきたのだそうです。
神様がおっしゃるには、神様がお創りになった世界とは、実は『天国』と『地獄』なのだそうです。そして、神様は私達の住むこの地球を取り巻く環境を『地獄』とお呼びになります。それは、毎日、無数の生き物が殺され、傷付けられ、生き物の阿鼻叫喚が絶えることのない、悲しみと憎しみの世界だからなのだそうです。天国は、誰もが他の生き物の幸せを祈り合い、決して他の生き物の不幸を願わない『愛』の世界なのだそうです。
神様のお話では、天国に至る道は実は二通りあるのだそうです。
一つは、他の生き物を傷付けすぎて、もう地上にいては幸せに暮せなくなった生き物、あるいは、死ぬほどの憎しみをぶつけられて殺された生き物が「死んで」天国に至る道。
もう一つは、愛の常識をレベルアップして、「全ての生き物が幸せに暮せるなら、それが一番良い。そうなってほしいな〜」と願い続け、そんな世界になるように、その時、その時、できることをして、「生きたまま」天国に至る道なのだそうです。
「みんなが幸せに暮せるようになったらいいな〜!」と願っていると、願った分だけそうなる方向に物事が進んで行き、愛のエネルギーレベルがどんどん上がり、やがて、憎しみや悲しみのエネルギーのない『愛の世界』になるのだそうです。それでも、もっともっと生き物がお互いに愛し合って、互いに幸せを祈り合って発展して行くと、なんと、天国が見えてくるのだそうです。それは、天国のエネルギーレベルと同じぐらい愛のエネルギーが高くなった状態なのだそうです。
神様は、8年前に私に声をかけてくださったとき、『そろそろ人類に“愛の国”を造らせてあげようと思って、世界中で準備をしているところです。あなたも私のスポークスマンとして、この“愛のキャンペーン”に参加しませんか?』とおっしゃいました。
この神様が世界中で準備を進めて来られたという『愛の国』造りとは、実は、人類が生きたまま天国のみなさんに会えるところまで、社会の愛のエネルギーレベルを上げて行くというプロジェクトなのだそうです。
みんなでお互いの幸せを祈り合い、悲しみのない『愛の世界造り』を始めましょう。
2000年5月黒田敦子
(2002年1月一部修正)