人類が「鬼」から「神様」になる時代

『愛の常識』レベル

 

 

 

 

『この世のシステム』は愛のエネルギーで現実をコントロールしているのだ、と神様はおっしゃいます。私がこれまでに教わったところでは、愛のエネルギーにはレベル(高低、強弱)と種類があります。例えば、エネルギーレベル3000の人は、あたかも年収3000万円の人達のような生活ができ、エネルギーレベル600の人は、年収600万円のような生活しかできない、というような感じに創られているのだそうです。一口に年収3000万円といっても、人によって、現実の生活は異なります。それは、その人が生まれてから現在に至るまでに「感じたり」「考えたり」した「好み」の履歴情報によって、同じエネルギーレベルでも、生活が様々に変わるように創られているのだそうです。また、年収1000万円の人の生活は、年収5000万円の人の生活と様々な点でレベルが違うように、人々が「考えること」、「すること」、「常識」なども、エネルギーレベルによって様々に変わるのだそうです。そして、個々人の集合である社会やコミュニティは、どんなエネルギーの人々が集まっているかで、その時の社会やコミュニティのエネルギーレベルが決まり、そのエネルギーに合った範囲の常識で物事が動いているのだそうです。

 

人類のこれからを考えるとき、『この世のシステム』構造から言って特に重要なことは、社会の『愛の常識』なのだそうです。『愛の常識』はその時のその社会の愛のエネルギーレベルを反映しているし、『愛の常識』を変えることは、社会を変えることに繋がるからなのだそうです。通常、啓蒙と言っていることと同じだと思います。

 

この2000年の間にも、人類の『愛の常識』は大きく変化して来ました。かつては同じ人間を奴隷にして、アリーナで殺し合いをさせて、それを面白がって眺めていた時代もありました。現代人では考えられないことです。ほとんどの日本人が「女に教育はいらない」なんて考えていた時代もありました。子供が小学校にも行かずに、よその家に働きに行って食べさせてもうのが当たり前の時代もありました。少しずつ少しずつ人類の『愛の常識』レベルは向上し、50年前に制定された日本国憲法、第25条には「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」と歌われています。これが完全に実現されているわけではありませんが、社会福祉の充実で戦前に比べれば、たいへんな進歩を遂げています。

 

それでは今後、人類が順調に『愛の常識』レベルを発展させて行ったら、未来社会では、人はどんなふうに考え、どんな生活をするようになるのでしょう?神様がおっしゃるには、『全ての悲しみから解放され、自分が最高に好きな姿になって、ほしいものをほしいだけ手に入れ、自分の好きなことだけをして暮らすのが当たり前の世界になるのだ』とおっしゃっておられます。神様は『全ての生き物の全ての願いが叶うようにこの世界を創ってくださったので、誰も他の生き物の不幸を願わなくなり、『みんなが幸せに暮せるのが一番良いに決まっている』と考え、『そうなってほしいな〜』と願いながら暮していると、願いの強さ分、そうなる方向にすべての物事が進展し、あきらめずに願い続け、努力し続けていると、ついには、そういう世界が出来上がるのだそうです。そして、神様は、『人類は現在そういう方向に向って進んでいるのだ』とおっしゃっておられます。

 

ただ、みんなの「思い」「願い」が集計されて創られる世界ですから、私一人が願っても、社会全体からみれば良い変化はあまりに局所的で、遅々としているので、世界中が「超スピード」でそうなるように、『愛の世界造りを世界に呼びかけるように』と神様が御導きくださっているところです。大勢の人々が『みんなが幸せになれますように!』と願いながら暮すようになると、ガラガラと現代社会の常識が崩れ出し、猛スピードで“ユートピア”社会が出来上がって行くのだそうです。

 

日本国憲法が制定されてはや50年が過ぎています。当時は「崇高だった高めの目標」も、今では「当たり前」のことが多くなっています。今にふさわしい「崇高な理想」を掲げて「驀進」する時なのではないでしょうか?

 

神様が私に教えてくださった『愛の世界造り』の目標は『全ての生き物が最高に幸せに暮せる世界造り』、『悲しみのまったくない世界造り』です。いつの頃から始められたのかまだ教えていただけませんが、神様は世界中でそのための準備をして来られたのだそうです。人類は、神様と対話などしない人でも全員が、いわゆる「神の見えざる手」に導かれて、いつの頃からか『愛の世界造り』に向けて準備を進めて来ているのだそうです。近年の宗教界の社会での影響力の増大なども、その兆候の一つのようです。

 

誰でも想像できるように、人類は長い間、神様に「助けを求め続けて来た」のだそうです。これまでに3度、人類が神様に救いを求める「叫び」とやらを聞かされました。聞くに堪えない恐ろしい怒号でした。神様がおっしゃるには、第2次世界大戦の時のように、「敵は殺しても良いが、自分だけ助かりたい。」と考えながら「神様助けて〜」と願っても、『この世のシステム』では助けられないのだそうです。近年、多くの人が考えているように、「世界中の人が幸せになれるようにするには、どうすれば良いだろう」と考えるようになって、初めて幸せになれる道が開けて来るように『この世のシステム』が創られているのだそうです。


 

「鬼の人間」と「神様人間」

 

神様は生き物を「神様」と「鬼」に分類されます。他の生き物を殺しても当たり前だと考えている人間を「鬼の状態に落ちている人間」「鬼人間」と呼び、「他の生き物も傷付けずに暮せるようになったら良いのにな〜」と考えるようになった人間を「神様人間」あるいは「人間神様」と呼ぶのだそうです。これは他の生き物についてもあてはまる定義だそうです。すべての生き物は本来神様の能力を付与されてこの世に生まれ出るのだそうで、人間だけに限らず、犬神様、狐神様、猫神様という具合に神様の状態になり得るのだそうです。神様の御話では、どんな生き物でも、無限の愛をそそぐと神様に変身するのだそうです。それは私達人類の未来の「挑戦課題」かもしれません。とりあえずは、私達自身が「鬼の人間」から「神様人間」に変身しましょう!

 

神様の御話では、人間が「全ての生き物が幸せに暮せるようになるなら、その方が良いに決まっている。ベストウェイでそうなってほしい」と、「神様にふさわしい考え」を抱くようになり、それまでに犯してきた過ちを訂正して行くと、やがて「神様にふさわしい生活」ができるようになるのだそうです。それが、「全ての悲しみから解放され、自分が一番好きな姿をして、ほしいものをほしいだけ手に入れ、好きなことだけをして、永遠に楽しく、最高に幸せに暮らす生活」なのだそうです。逆にいうと、「他の生き物を殺して当たり前だ」と考えているうちは、悲しみから解放されることがなく、やがては死に至る生活を余儀なくされるのだそうです。

 

私達はそうとは気付かずに「鬼の人間」から「神様人間」に変わる過渡期にさしかかっているようです。ミレニアム イアーと大勢の人々が特別なことの起こるのを期待しているように感じられるのも、そんな変化の兆候なのでしょうか?最近神様に教えていただいたことですが、神様が私に世界に向って呼びかけてほしいとおっしゃって来た『全ての生き物が最高に幸せに暮せる世界造り』は、世界中の多くの人々が長年願い続けてきたPromised LandCreationと同じ事のようなのです。神様のお導きにより、新しいミレニアムに向け、そんな素適な世界造りが始まるよう願ってやみません。

 

200042日(日曜日)黒田敦子

  

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