神様との出会い

 

 

1994615日の夜11時頃のことでした。突然、頭の中で『ここに居ては危ない。田舎へ帰りなさい!』という声がしました。当時、私は都立大学の公開講座に通っていたので、田舎に帰るつもりなどまったくなかったのですが、体が勝手に動いて、一晩中かかって荷造りをしてしまいました。次の日は疲れ果ててとても田舎まで運転して行ける状態ではなかったので、荷物だけ宅急便で送り、その次の日に田舎へ帰りました。道中、おかしな質問と音楽が壊れた蓄音機のように頭の中をグルグルグルグルまわっていました。この時点では、私はその声が神様だとは知りませんでした。

 

17日の夜、あまりの信じられない出来事に絶望的な怒りで一杯になって、田舎のベットの上で、「誰なんだ、こんなひどいことをする奴は!」と頭の中の声にどなりかけました。誰かに催眠術にでもかけられたに違いない、と思ったのです。すると、その声が『神様だ!』と答えたのです。「か、か、神様だなんて、ウソをつくにも、ほどがある!なんという奴だ!」と、私はますます怒り狂ってしまいました。ところが、その声はそんな私の気持ちにはおかまいなしに、こんなふうに言いました。

 

『私はね、そろそろ人類に“愛の国”を作らせてあげようと思って、世界中でその“愛のキャンペーン”の準備をしているのです。あなたも、その愛のキャンペーンに私のスポークスマンとして参加しませんか?』

 

私は、「え〜っ?そんな話、聞いたこともない。ほんとうにそんなこと起こっているのかしら?もし、ほんとうなら、面白そうではあるけど・・・」などと考え、「それじゃあ、もし、ほんとにそんなことがあるなら、ぜひ、参加させてください」と、万が一本当の時のための“滑り止め”的理由で御願いしました。

 

以来、5年以上に渡って、『神様がこの世の中をどのように創られたか』、そして(or従って)、『人類が、(そして私が)幸せになりたいと思ったらどうすればよいか?』を神様に伺って参りました。

 

神様がお声をかけてくださる2年半ほど前、私は絶望するような悲しい思いをさせられ、「何なの?この腐った世の中は!神様は居ないの?!神様は!」などと心の中で絶叫していたのですが、まさか神様が声をかけてくださるなんて想像もできませんでした。

 

神様に声をかけられる前の私は、宗教界とはまったく無縁の生活をしていました。(今も宗教団体には入っていません。)キリスト教や仏教は、接触はなくてもなんとなく“近い”存在で、感覚的に慣れていて嫌悪感はありませんでしたが、もう少しマイナーな新興宗教、カルトともなると、まったく知らない世界であるため、正直言ってかなり嫌って生きて来ました。無知だったのです。申し訳ありません。

 

私は全くの現代科学信奉者で、困ったときの神頼みしかしない人間だったのです。ただ、8年前に“集団いじめ?”と思うような悲しい出来事があって以来、両親が私のために毎日、「敦子が幸せになれるよう助けてやってください!」と神様にお祈りをしてくれていました。それが神様が私に声をかけてくださることになった理由だそうです。神様の御話では、この世の中は生き物の願いを叶えるように創られているのだそうです。

 

私に声をかけてくださってまだ間もない頃、神様は私におっしゃいました。

『さんざん他の生き物を傷付けておいて、自分だけ幸せになろうとしても、そんなことはできないようにこの世の中は創ってあるんですよ。幸せになりたいと思ったら、みんなが幸せになれるように努力しなさい!

 

「そんなことを言われても、会社の経営一つ成功させられなかった私に、みんなが幸せになれるようにするなんて、そんな大それたことできるわけがない」と思いましたが、神様がそのように指導して導いてくださるとおっしゃるので、今日まで相当ひいひい言わされながらついて来ました。私は「自分が幸せになりたかった」だけなのですが、そのために、神様に導かれて、世界に向って『みんなが幸せに暮せるようになる愛の世界造り』を提唱するという“大それたこと”をすることになってしまいました。

 

振り返ってみると、神様が私に声をかけられて最初におっしゃった“そろそろ人類に愛の国を作らせて上げよう”という神様の“意図”に従って導かれ、6年近くかけて、ようやく“発表”という形で人類社会に働きかける段階にこぎつけた、ということのようです。神様からの『愛のメッセージ』を人類に伝え、人類が悲しみから解放され幸せに暮せるようになる一助となれるよう、今後も頑張って行きたいと思っております。皆様、応援のほどよろしくお願い申し上げます。   

 

20003月   黒田敦子

 

 

 

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